Intel Core i5-4200UとSSD搭載による高い基本性能
さて、ここからはベンチマークテストによる性能評価の結果を見てみよう。レビューを行った試用機の仕様をあらためて紹介すると、CPUがIntel Core i5-4200U(1.6GHz)、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)、メモリが12GB、ストレージが128GB SSDという組み合わせだ。
まずWindowsエクスペリエンスインデックスから見てみよう。グラフィックスについては、CPU統合のインテル HD Graphics 4400で計測されたもので、結果として少し低い値になっている。プロセッサはまずまずの値だが、メモリはかなりの成績を出している。プライマリハードディスクは、SSDなのでよい値になった。
■Windows エクスペリエンスインデックス | |
プロセッサ | 6.9 |
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メモリ | 7.3 |
グラフィックス | 5.7 |
ゲーム用グラフィックス | 6.5 |
プライマリハードディスク | 8.1 |
総合テストとして実施したPCMark 7では、まずまずの好成績となった。Core i5-4200Uの処理能力の高さが、グラフィックス性能をフォローした形といえるだろう。
.■PCMark 7 | |
プPCMark score | 5001 |
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一方、3DMark 11のスコアを見ると、3Dグラフィックスの描画性能はあまり高くないことがわかる。重量級の3Dゲームをプレイするには少し厳しいだろう。
.■3DMark 11 | |
プPCMark score | P963 |
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バッテリーについてはBBenchで計測した。キーボードを露出した状態で、電源プランを高パフォーマンスに設定し、ディスプレイの明るさは最大とした。この条件でキーストロークとWebアクセスを実施したところ、内蔵の3セルバッテリー+外付け3セルバッテリーで3時間53分3秒、内蔵バッテリーのみで2時間17分52秒利用することができた。
電源プランが高パフォーマンスで、さらにディスプレイの明るさを最大にした状態で4時間近く駆動するのは立派で、ディスプレイを調整するだけでもかなり駆動時間は延びてくるだろうし、電源プランを適切に設定することでさらに長時間の駆動が行えるはずだ。
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