9月28日公開の映画『ロード・オブ・セイラム』の公開直前イベントが26日、東京・渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、アイドルグループのBiS(ビズ)が出席した。

BiSのカミヤサキ(左から)、テンテンコ、ヒラノノゾミ、ファーストサマーウイカ

ロック界の帝王にしてホラー映画界のカリスマでもあるロブ・ゾンビ監督の3年振りの最新作となる本作。1692年、ロード・オブ・セイラム(セイラムの領主)と名乗る7人の女性たちが魔女裁判に掛けられて死刑宣告を受けるも、そのうちの一人が判事に呪いをかけた。そして現代、魔女たちを死刑にした判事の末裔であるハイジに、摩訶不思議な出来事が巻き起こる……。

カルト的な人気を博すロブ・ゾンビ監督の本作ということで、この日行われた公開直前イベントには、カルト的な人気を誇るアイドルグループのBiSが登壇。ホラー映画が大好きだというテンテンコが「(作風の)カラーが変わったという印象がありました。これまでは祭り感があったんですけど、今回はすごくまじめな作品だと思いました。新たな一面が出ていたし幻想的でしたね」と真面目に映画解説。一方、ホラーが大の苦手だというカミヤサキだが、「最後のシーンの色彩が、BiSのPVの世界感に凄く似ていて、思わずBiSが監督をオマージュしている感じになりました」とロブ・ゾンビ監督に敬意を表していた。

7人の女性が魔女裁判に掛けられるという物語にかけ、トークショーでは"プチ裁判"を実施。「4人の中で誰が一番魔女?」というMCの質問に「脱いだら魔女っぽいかも(笑)」と自慢げに応えたファーストサマーウイカに対してテンテンコが「23歳にもなってこのリボンつけている時点で魔女でしょ」と同グループで殺し屋を担当しているらしく、ファーストサマーウイカを狙い撃ち。名指しされたファーストサマーウイカは「23歳のお前に言われたくねえよ! 最近厚底履きやがって!」とお怒り気味だった。映画『ロード・オブ・セイラム』は、9月28日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。