ドイツの家電メーカー・ミーレの日本法人ミーレ・ジャパンは、「時代を超えたスタイル(Timeless Design)」をテーマに、プロダクトと建築、アートを組み合わせた展示会を直営ショールーム・ミーレ・センター表参道で開催する。
ミーレ×隈研吾×クリストフ・ラドル
同展では国際的グラフィックデザイナーであるChristoph Radl(クリストフ・ラドル)氏が、ショールーム4階分の吹き抜けの中庭に、1980年代からの作品約280点をコラージュし、「Radlwall」を日本で初めて作り上げる。
スイス生まれの同氏は、ミラノでデザイン学校を卒業。1980年から建築家・デザイナーのエットレ・ソットサス氏に師事し、1993年にR.A.D.L.&.社を設立した。アルマーニ、フェラガモ、プッチ、トラサルディ、アレッシィ、カッシーナなどファッション、デザイン関係の会社のアートディレクション、グラフィックを手がけてきた。
会場となる同ショールームは2011年に、建築家隈研吾氏が21世紀の新しい住空間をイメージして内装設計した。隈氏はミーレの持つ正確さ、機能性、人間に対する優しさを空間を使って表現したという。
同展は10月26日~11月4日まで開催。時間は11時~18時。10月28日は休館。入場料は無料。