日本マイクロソフトのブログ「Office Blogs」によると、最近、非正規版「Office」(いわゆる海賊版)にまつわるトラブルが急増しているという。これを受け、同社は注意と情報提供を呼びかけている。

トラブルの主な内容は、非正規版Officeを購入してしまったユーザーから、「インストールできない」「認証できない」といった問い合わせが急増しているというもの。このような非正規品は、利用できないプロダクトキーをセットにしたものや、日本国内では使えない多国語版がほとんどだという。

同社では注意を喚起するとともに、非正規品の見分け方の一例を紹介している。詳細は「Office Blogs」を参照いただきたいが、具体的には以下のようなもの。

・極端に安い価格でネットオークション、マーケットプレイスなどにて販売されている
・一般消費者向けには提供されていない法人向け製品である Office Professional Plus
・OEM 版、DSP 版と称した製品

また、非正規品の販売を見かけたときは、「ACCS情報提供窓口」、「BSA情報提供窓口」、「マイクロソフト情報提供窓口」への情報提供を求めている。読者諸氏も十分に注意していただきたい。

「Office Blogs」より