ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「レンジローバー」の2014年モデルを発表した。10月1日から全国のランドローバー正規販売店にて販売開始する。最新鋭の3.0リットルV6スーパーチャージドエンジンを新たに搭載したことが最大の注目点といえる。
SUVで世界初のオール・アルミニウム製軽量モノコック・ボディ構造を採用したラグジュアリーSUV「レンジローバー」は、日本でも高い評価を得ている。2014年モデルは既存の5.0リットルV8自然吸気エンジンに代わり、最大出力340PSの3.0リットル V6スーパーチャージドエンジンが導入された。
このエンジンはルーツ式ツインヴォルテックススーパーチャージャーを装備しており、ガソリン高圧直噴システムやツイン可変バルブタイミング機構などの最新技術と合わせて、高い効率を発揮。ハイパワーと低燃費を両立する。この新エンジンを含むすべてのモデルにアイドリングストップ機能も搭載され、5.0リットル V8スーパーチャージドエンジンでは、JC08モード燃費が従来の5.3km/リットルから7.4km/リットルに向上した。
装備面も進化し、小川や浅瀬、冠水した道路などを走行する際、水深情報を提供するとともに、水深が深すぎる場合に警告を発するウェイド・センシング機能などが搭載された。その他、パークアシスト機能やリバース・トラフィック・ディテクション機能も追加されている。価格は、「3.0 V6スーパーチャージド ヴォーグ」が1,230万円、「5.0 V8スーパーチャージド ヴォーグ」が1,490万円、「オートバイオグラフィー」が1,670万円。