熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「『半沢直樹』でオネエ疑惑?! 片岡愛之助の素顔」【スッキリ】

ドラマ『半沢直樹』最終回の翌朝に生出演した愛之助。主演以上の注目を浴びることになったオネエキャラについて聞かれると、「40歳を過ぎましたし、役者として面白そうなので、挑戦しようと思いまして」と笑う。加藤浩次が「自分の中で(オネエへの)目覚めがあったんじゃないですか?」と悪ノリすると、「勘違いされました?」とオネエ風で答えてきっちり乗っかる。さらに、「やっているうちに過剰になってきちゃう。監督から『ちょっと抑えてください』と言われたときも」と脱力エピソードを披露。このサービス精神はスゴイ……と思ったら、「黒崎はすごいマジメに仕事しているだけ。オネエなだけで悪者扱いされてますけど、よっぽど半沢の方が悪いことをしています」とマジメに語る。

「趣味は(LINEゲームの)ポコパンとお墓参り」と話したり、『CoCO壱番屋』の1300gカレーを完食したほどの大食いだったり、そもそも「ラブリン」というニックネームも含めて、とにかく振り幅の大きな人だ。

●「不倫離婚から4カ月、矢口真里がついに語った」【ノンストップ】

ドロ沼不倫離婚から4カ月、ついに矢口が記者のインタビューに答えた。記者の目をしっかり見て、「ずっと家にいました。ゲームばかりじゃないです。テレビを見たり。激太りは、ハハハハハ。1キロくらいは太ったんですけど、私よく太るので」と自虐ネタで笑い飛ばした。さらに、「体調はもう大丈夫です。復帰はまだわからないんですけど、もうちょっとお休みをいただきます。(休みの期間は)特に決めていないんですけど、まあ激太りしないように頑張ります」とのこと。最も注目された離婚の原因は、「事務所に聞いてください。(中村の暴力についても)同じです」と濁した。

しかし、ここであきらめないのが同番組。矢口の母親を直撃し、「(真里が)ケガをして実家に帰ってきたことはありますね。本人は転んだと言っていましたが(DVの疑いがある)」「真里は『収入がある方が払うのは仕方がないことだから』と言っていた」と娘の辛さを代弁させる。矢口母は離婚の理由も「悩みを全て自分の内に秘めてしまっているうちに、たまったものが爆発してしまった」とフォロー。こうした小さなフォローと時間の経過が、復帰をあと押ししそうだ。

●「元祖巨乳アイドル細川ふみえ、苦悩子育ての真相」【ノンストップ】

90年代を代表する元祖巨乳タレントの細川。90cm・Fカップを武器に歌手デビューもしたが、1999年に大道芸人の外国人と婚約した頃から、徐々に人生が暗転。結局、結婚できずに芸能活動は減少、2007年には別の男性との“不倫略奪できちゃった婚”で世間をさわがせ、男児を出産した。しかし、結婚2年で夫の経営する会社が倒産し、20億円の借金を背負い離婚。その後は、「借金取りにおびえる生活を送っている」という報道もあった。現在はそれも収まり、貯金を切り崩しながら生活しているという。

所属事務所の役員を務める父親は、「娘は貯金で何とかやっている。今は長男が周囲から干渉されないように芸能活動を控えている」「(5歳の)子どもが母親の仕事がわかる年齢になったとき、復帰できるようボイストレーニングを続けている」と明かした。

これを聞いた設楽統は、「(持ち歌の)『スキスキスー』好きでしたよ」と含み笑い。小藪千豊も「きゃりーぱみゅぱみゅの先駆けみたいな(声と曲)」と妙な例え。確かに、キャラも声も人生遍歴も、芸能人としては十分立っている。

●「ロバート馬場裕之、路上で蹴られケガ」【ミヤネ】

先週木曜の午前3時半すぎ、目黒区の山手通りを歩いていた馬場が、路上の男から「お前薬をやっているだろう」と声をかけられ、「やっていない」と答えると、いきなり右腕を蹴られたという。男は40歳くらいで160cmほどの身長で、蹴ったあとタクシーで逃走したらしい。腕が痛くて追いかけられなかったのか、それともそれ以上のトラブルを避けたのか……。馬場は被害届を提出し、「早く犯人を捕まえてほしい」というコメントを発表した。

宮根誠司は、「急に因縁をつけられたということですが、相手はお酒でも飲んでいたんでしょうか。でも許されることではないでしょうね」、松尾貴史は「その人が(薬を)やっているんじゃないか」と真っ当なフォロー。芸人だけに、これをネタにできればお釣りがくるだろう。

●「あっちゃんに熱愛発覚。相手は歌舞伎界のプリンス」【ミヤネ】

「不動のセンター」卒業から1年。つまり恋愛解禁1年で熱愛発覚となった前田敦子。相手の尾上松也は、父の死後20歳の若さで一門を率いてきた「歌舞伎界のプリンス」とも称えられるイケメン。

2人は友人の紹介で知り合い意気投合したが、前田は「恋愛をしたくてAKBをやめたと思われたくない。それでは応援してくれたファンに申し訳ない」という気持ちが強く、すぐに交際を始めなかった。そこで尾上は、毎日のように電話やメールをすることで、じっくり前田の心をほぐしていったという。そして今年3月から交際スタート。これまで外出は必ず友人たちと一緒だったが、2人のときは「太りやすい尾上の体質を気づかって前田が手料理を振る舞っている」とのエピソードも。

前田はかつて理想の恋人について聞かれたとき、「頭がいい人がいい。映画の中身を理解して、隣にいながら違った意見を話し合える人がいい」と答えていた。尾上は歌舞伎だけでなく、映画やドラマ、さらにバラエティやラジオパーソナリティも務める多才派だけに、理想に近いのかもしれない。尾上は前田を母親に紹介済みというだけに、真剣交際は確定。

●「辻希美、体調不良で緊急入院。点滴の日々」【スッキリ】

今月5日、ブログで「朝から頭が割れそうに痛くて、身体の節々が痛くてダウンしかけています」と漏らしていた辻。さらに16日には、「お風呂に入って身体を温め…た事が良くなかったか…あがった瞬間撃沈」と書き込んだ。関節の痛み、寒気と頭痛に襲われ、夕食も取れなくなってしまったという。18日には、「立とうとした瞬間動けなくなり…じぃじに電話をして来てもらい病院に連れて行ってもらいました…。とりあえず点滴してもらって今日も仕事」と何とも痛々しい報告ぶり。これは「何でもブログで伝える」というプロ魂か?!

ついに22日夜、『無菌性髄膜炎症候群』の診断を受けて緊急入院。子どもから大人まで誰でもかかる病気で、原因のウイルスが特定できないため、特効薬がない病気らしい。1~2週間、点滴を打ちながら安静にするしかないため、夫や3人の子どもなど家族が見守る中、入院生活を送っているという。果たして再開後のブログでどんな言葉を発するのか。テンションが少し変わるかも。

●「リリー・フランキー、菊川怜はエロイ」【とくダネ】

インタビュー現場に45分遅れて登場したリリー。業界一の遅刻男だけに、これでも早い方なのだ。しかもその姿は上下グレーのスエット。つまり寝起きなのだろう。「1年の半分くらいはスウェットだから」と笑っている。街頭インタビューでリリーの印象を聞くと、「カッコイイ」「オシャレ」「俳優」などの声が集まったが、本人はこの好印象に不満顔。「童貞っぽい男の子がいると(本当のオレを)知っててくれるんだけどな」とつぶやく。この答えは、「“いやらしいおじさん”くらいの認識でいてくれるとラクでいい」「『50歳くらいになったら、いやらしいこととか考えない』と思ったら全然。いやらしいことばかり考えています」というキャラだった。ついには番組MCの菊川怜をイジリだし、「いいですね~。どんどんエロくなってきた。動じないエロさがある」とニヤニヤ。エロオヤジそのものだ。

これを見た小倉智昭が、「観察力あるよね。怜ちゃん相当エロイもん」と乗っかると、すかさず菊川は「ここで鍛えられたんですよ!」と力説。この返しができるうちはコンビ安泰か。それにしてもインタビューの半分は、エロ話だったという。朝の番組でもブレない姿勢はさすが。

●「PUFFY吉村由美、夫と別居後に出産。西川貴教と復縁?!」【ミヤネ】

吉村は2009年の大みそかに飲食店オーナーの実業家Aさんと2度目の結婚。店に顔を出し、常連客をもてなすなど夫婦仲は良好だったが、昨年春に異変が訪れる。飲食店のプロデュース業をはじめたAさんが多忙で家を空けがちになり、たまに帰ってきてもケンカばかりで、ついに家を出てしまった。そんな中、吉村の妊娠が発覚。昨年8月の出産に立ち会ったのは相棒の大貫亜美で、夫の姿はなかったという。

そして現在、仕事と育児に大変な吉村を支えているのが、前夫の西川貴教という。離婚後も友人関係は続いていたが、ここにきて西川主催のイベント出演に加え、ツイッターでのやりとりも活発らしい。夫は1歳の息子を育てる吉村のもとに帰ってくるのか? まさか西川との復縁はないだろうが。

●「再ブレイクのモーニング娘。3つの道重ルールとは」【スッキリ】

17年目を迎え、平均年齢16.1歳に若返ったモー娘がベストアルバムを発売。記念ライブを行い、セルフカバーした名曲を披露した。

ここで番組は、お約束のリーダー道重さゆみイジリ。道重が考えた3つのルールを紹介する。1つ目は、いつ写真を撮られても気にしない。道重「私が写真撮るときに自然体の姿が好きなので」。2つ目は、友達や親に道重さんの良さを伝える。道重「世間のイメージがあまりよくないので地道な努力として」。3つ目は、朝会ったときに「おはようございます。今日もかわいいですね」と伝える。道重「私が気持ちよ~くお仕事するためにホメてもらってます」。これを聞いた加藤浩次は、「近いうちに暴動が起きますね。反逆チームができる」、テリー伊藤も「一度(スタジオに)呼びつけた方がいいな」と辛口コメント。ただ、加藤は『27時間テレビ』でのAKB48渡辺麻友の顔面蹴り騒動が審議されているだけに、アイドルとは絡みたくないだろう。


今週は前田敦子の熱愛スクープで持ちきり。イベント出演中のタレントたちは、漏れなくコメントを求められていたが、最も困っているのがAKB48のメンバーたち。たとえば、渡辺麻友は、「知らなかったです。びっくりしました」と言うのが精一杯で、会見は強制終了されていた。

メンバーたちは「祝福したい」のか、それとも「ジェラシーがある」のか。特に“恋愛禁止”期間が長い初期メンバーたちの動揺が予想される。もっとも前田にとって熱愛は、女優としてプラスになること間違いなし。表現力のアップとともに、アイドル扱い脱出のチャンスでしかない。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。