「結婚相手に対して重要視することは何ですか? 3つまで選んでください」

婚活支援サービスを展開するパートナーエージェントはこのほど、北海道在住の未婚女性200名、東京都育ち・東京都在住の未婚女性289名を対象に、婚活・交際・結婚についての価値観を尋ねるアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は、9月17日~18日に北海道在住の25~44歳の未婚女性200名、6月9日~17日に東京都在住の25~44歳の未婚女性289名に対しそれぞれ行われた。

結婚相手に求めること

調査ではまず、「結婚相手に対して重要視することは何ですか? 3つまで選んでください」との質問を行ったところ、東京・北海道ともに「性格」「金銭感覚」「収入」の順で重要視すると答えた割合が高い結果となった。

東京と北海道の違いとしては、「金銭感覚」を選んだ人が東京(55.7%)に対し北海道(63.5%)と、大切にする割合が高く、さらに「収入」は東京(53.3%)に対し北海道(45.5%)で、東京の女性のほうが「収入」を重視する割合が多い結果となった。 また、「容姿」にこだわる割合が東京(26.0%)、北海道(17.0%)と北海道の方が低く、「自分の両親と良好な関係を築いてくれること」を選んだ人については東京(23.5%)、北海道(30.5%)と、東京よりも北海道の方が高い傾向が見られた。

ワリカン志向が強い北海道女子

「あなたにとって、カップルの主導権は、男性と女性、どちらが握るのが理想的ですか? 最も当てはまるものを選んでください」

「あなたにとって、デートのときの支払いで、男性と女性の負担はどうあるのが理想的ですか? 最も当てはまるものを選んでください」

カップルの主導権について聞いた質問では、「互いに対等」「男性がややリード」を望む人が多く、東京も北海道も85%以上がどちらかを選択する結果となった。またデートのときの支払いに関する回答は、1位「男性が多めに支払う」、2位「同額を支払う」、3位「男性がすべて支払う」とベスト3は東京・北海道で同じランキングになった。

東京と北海道で異なる点としては、カップルの行動を男子と女子のどちらが決めるのかについて、「女性がリード」「女性が完全にリード」と回答した割合が東京では2項目の合計が10.7%だったのに対し北海道では13.0%とやや多い結果となった。

デートの支払いについては、「男性がすべて支払う」は東京(20.8%)、北海道(11.0%)、「男性が多めに支払う」は東京(46.7%)、北海道(51.5%)、「同額を支払う」は東京(31.8%)、北海道(37.0%)となり、北海道女子の方が男性のお財布に頼り切りにならず、同額を支払うワリカン志向の人が多い傾向が見られた。