三井物産グループのカーシェアリング・ジャパンは、カーシェアリング大手では初となるSUV「ニッサン エクストレイル」を、カーシェアリングサービス「カレコ・カーシェアリングクラブ」に導入すると発表した。カレコで利用できる車種は24車種となる。
同社はカーシェアリングに関して、「豊かな暮らしを支える次世代の交通インフラ・サービス」と位置づけ、「環境・街づくり」「地域密着」「スマート&ファン」「パートナーシップ」をキーワードに、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を中心に、「カレコ・カーシェアリングクラブ」を展開している。
今年3月には、三井不動産リアルティと資本・業務提携を締結し、三井不動産リアルティが展開する駐車場「三井のリパーク」へのカレコ・カーシェアリングステーションの設置を進めた。首都圏において、今後2年間で現在の約3倍となる1,500台規模でのカーシェアリング事業の運営をめざしている。
「ニッサン エクストレイル」は、荒れた路面でも安心して走行できる4WDシステム、アウトドアで便利な防水仕様で大容量のラゲッジルームを備える。2012年11月にカレコ会員を対象に行ったアンケートで、カーシェアリングの利用目的の第1位がレジャー・ドライブであり、シェアしたいクルマのタイプでSUVが1位となったことから導入が決まった。
配車予定ステーションは、鷹番1丁目第1ステーション(東京都目黒区 / 学芸大学)と、菊川駅前第2ステーション(東京都江東区 / 森下・菊川、10月7日導入予定)となっている。