Googleは26日、同社が提供するストリートビューの対象地域を拡大した。具体的には、青森県/秋田県/茨城県/栃木県/三重県/和歌山県/山口県/大分県/佐賀県の9県内の提供地域が大幅に拡大されている。
青森県と茨城県については、被災地域をストリートビューで記録する「東日本大震災デジタルアーカイブプロジェクト」の対象地域のため、2011年に同県内の一部地域を公開していた。そして今回拡大した9県のなかで、秋田県/栃木県/三重県/和歌山県/山口県/大分県/佐賀県の7県にて、主な市街地のストリートビューを追加。これにより、全国47都道府県の主な市街地をストリートビューで閲覧できるようになった。
また、文化施設や公園、行楽施設などをパートナーシップに基づきストリートビューで提供する「スペシャルコレクション」にて、世界遺産である熊野参詣道を、合わせて公開した。熊野参詣道のうち、中辺路 大門坂・滝尻王子-継桜王子、伊勢路ツヅラト峠・馬越峠のパノラマ写真が、26日から楽しめるようになっている。