ブラザー、新エンジンで高速なA3対応「PRIVIO」ワークスシリーズ2モデル

ブラザー販売は26日、インクジェットプリンタ「PRIVIO」シリーズの新製品として、A3対応インクジェット複合機「ワークスシリーズ」の2モデル、「MFC-J6970CDW」と「MFC-J6570CDW」を発表した。「MFC-J6970CDW」11月上旬より、「MFC-J6570CDW」は12月上旬より発売し、価格はオープン。店頭予想価格はMFC-J6970CDWが65,000円前後、MFC-J6570CDWが45,000円前後。

MFC-J6970CDW

MFC-J6970CDWは、新エンジンを搭載したA3対応インクジェット複合機。印刷速度がA4モノクロ22枚/分、カラー20枚/分、コピー速度がA4モノクロ12枚/分、カラーで9枚/分と高速。読み取りセンサーにDual CISを搭載することで、ADF(容量35枚)使用時に最大A3の用紙を両面同時スキャン/コピー/FAXできる。また、ADFにA4用紙を横向き給紙することで、読み取り速度を向上させる「A4高速スキャンモード」に対応。プリント解像度は6,000dpi×1,200dpi。

インクカートリッジは4色独立のシアン/マゼンタ/イエロー/ブラック。黒インクは通常モデルの約4倍の容量で、ランニングコストはA4カラー1枚あたり約6.6円。最大給紙枚数はトレイ1が250枚、トレイ2が250枚の合計500枚。手差しトレイも装備する。用紙サイズはA3対応で、最大297×420mm。消費電力はコピー時約30W(スリープ時:約1.5W、レディー時:約5W)。

インタフェースは、10BASE-T/100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、USB 2.0。メモリカードスロットとUSBポートを備え、各種メモリカード、USBメモリからのダイレクト印刷にも対応する。また、スマートフォン/タブレットからのワイヤレス印刷も可能。操作パネルはタッチ液晶で、よく使う機能を登録してすばやく呼び出せる「お気に入り設定ボタン」を設けている。

本体サイズはW553×D433×H310mm、重量は約16.4kg。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8、Windows Server 2003 / 2003 R2。2008 / 2008 R2 / 2012、Mac OS X 10.6.8～10.8。