SNSで「いいね!」やコメントがつくモテモテな投稿の秘訣は写真。「では早速、スマホで撮影して投稿」……ちょっと待って! モテ写真には被写体や撮り方に法則が。女性ライターがSNSで人気を博すためのヒケツを追求し、紹介したいと思います。今回は「スマホで夜景をキレイに撮る方法」について。

スマホでナイスな写真を撮ってモテモテになろう! がコンセプトの「スマホ写真モテ部」。ちょっと日没が早くなってきた9月ですね。今回のテーマは「夜景を撮る」。イルミネーションがキラキラしている夜の街や、明かりがつき始めた夕暮れの風景はロマンチックなのでぜひとも撮影してSNSにアップしたいものですが、ただしスマホのカメラは光の量が少なくて暗い場所の撮影が苦手。では、どうしたらいいのでしょう。

HDR機能を活用して夜景を撮ってみよう

スマホで夜景を美しく撮れる秘訣その1は、「HDR機能」の活用です。前回、このコーナーで紹介したように、露光が違う写真を組み合わせて表現力が高い写真を作り出す技術のこと。最近のスマホの多くには、シャッターを押すだけで自動的に露光が違う写真を撮影して組み合わせるHDRモードが搭載されています。ただし、複数枚の写真を撮るということで、シャッターを押してから撮り終わる時間がちょっとかかります。走っている車や電車のライトなど、動いているものはがブレたり写らないということが多いので注意。

HDR機能オフの写真(左)とオンの写真(右)。オンにすると明かりの輝きが生き生きした感じに撮影できる

夜景専用のカメラアプリを使ってみる

ただ、HDR機能が搭載されていないスマホもあるかと思います。そういう場合は、写真合成をしてくれるアプリを使って撮ってみましょう。「[夜撮カメラ] (https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ralabo.android.NightShooting&hl=ja)」というアプリがありますが、こちらもHDR撮影と同様に複数枚の写真を撮って合成してくれるアプリ。また、暗い場所を撮ることで写真にノイズが乗ってしまいザラザラした感じになってしまいがちですが、そういった問題も解決して鮮やかな夜景写真が撮れます。

「夜撮カメラ」は撮った写真を重ねるコンポジット合成の他、長時間露光、連写モードなどが入っている。ただし、無料体験版は撮れる写真のサイズが小さいので有料版がオススメ

普通のデジカメでも難しい「夜景+人物」を撮る方法は?

イルミネーションが美しい場所に行くと夜景をバックに記念写真を撮りたくなりますね。でも、人物の顔が見えようにフラッシュを使いつつ夜景もキレイに撮るのは、スマホでなくとも難しいのです。夜景の中で人物を撮るには、シャッタースピードを遅くしつつフラッシュを使う「スローシンクロ撮影」という方法を使うのがポイント。とはいえ、スマホのカメラでスローシンクロ機能がついているものはないのですが、こちらもアプリがあります。Androidのみですが「Camera FV-5 Lite」というもの。このアプリのフラッシュ設定で「SL」を選んで撮影すればオーケーです。

デジカメの機能をスマホで再現したアプリ、「Camera FV-5」。「Lite」はその機能制限版ですが、スローシンクロ撮影が可能

夜景がきれいに撮れるようになると、写真を撮る楽しみがアップしますよ。いよいよ秋が始まりますが、秋の夜長に夜景撮影をしてみてはいかがでしょうか。

(記事提供: AndroWire編集部)