米Amazonは、Kindleシリーズの新モデル「Kindle fire HDX」と新型「Kindle fire HD」を発表した。両端末ともに軽量化が進み、CPUなどハードウェア面でのスペックが向上。さらに、Kindle fire HDXでは、技術サポートが受けられる「Mayday」ボタンを備えているのが大きな特徴となる。
Kindle fire HDXは、2.2GHzのクアッドコアプロセッサーを搭載したタブレット端末。デバイスを通じて技術サポートが受けられる「Mayday」ボタンを搭載されており、同ボタンを押すと、デバイス上にAmazonの専門員が登場し、端末の操作などを描画しながらサポートしてくれる。
ディスプレイは7インチ(1920×1200、323ppi)、8.9インチ(2560×1600、339ppi)の2種類。バッテリーは、7インチ版がリーディング機能利用時で17時間、8.9インチ版が同18時間。ストレージはいずれも16GB/32GB/64GBの3タイプを用意。カメラは7インチ版にフロントカメラを装備、8.9インチ版はフロントカメラに加え8メガピクセルのリアカメラもつく。価格は7インチが229ドルより、8.9インチが379ドルより。
7インチ版のサイズは186X128X9.0(mm)、重さはWi-Fi版が303g、4G版が311g。8.9インチ版のサイズは231X158X7.8(mm)、重さはWi-Fi版が374g、4G版が384g。
新型Kindle fire HDは、1.5GHzデュアルコアプロセッサーを搭載したタブレット端末。ディスプレイは7インチ(1280×800、216ppi)。カメラは非搭載、4Gにも非対応。ストレージは8GB/16GBの2種。サイズは191X128X10.6(mm)、重さは345g。国内で現行で販売されているKindle fire HDよりも、CPUスペックが向上し、重さが50g軽くなっている。価格は139ドルより。