電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2013年8月のPC国内出荷実績を発表した。全体の出荷台数は前年比102.1%の81.8万台。Windows XPのサポート終了を2014年4月に控え、法人の買い替え需要が引き続き好調で、2カ月連続で前年同月の実績を上回った。
タイプ別の内訳は、デスクトップPCが前年比111.6%の25.3万台、ノートPCが同98.3%の56.5万台だった。全体の出荷台数においてノートPCの比率は69.1%を占めた。
全体の出荷金額は前年比116.0%の612億円。そのうち、デスクトップPCは同119.7%の183億円、ノートPCが同114.5%の429億円だった。
デスクトップPCを「オールインワン」と「単体」に細分化した数字をみると、「単体」が突出して好調であることがわかる。「オールインワン」は出荷台数が前年比87.0%の8.5万台、出荷金額が同97.5%の8億円と減少しているのに対し、「単体」は出荷台数が同130.3%の16.8万台、出荷金額が同149.7%の97億円と大きく伸ばしている。
この統計の参加企業は、アップルジャパン、NEC、オンキヨー、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計11社。