ソニーは、同社の電子書籍ストア「Reader Store」を全面刷新した。ユーザー同士のコミュニケーション機能を追加し、読みたい本をより見つけやすいようデザインを一新。PS Vita、nasne、PS Vita TVとの連携機能を追加する。
Reader Storeは、同社が提供する電子書籍ストア。約11万冊の電子書籍から読みたい本を購入して、同社の電子書籍端末「Reader」やAndroid専用アプリ「Reader」で読書を楽しめる。iPhone/iPad向けアプリは10月中旬より提供予定。
今回のリニューアルでは、好きな本をレビューしてマイページ上に並べる新機能を追加。他の読者がそのレビューを参考に本を購入できるなど、ユーザー同士のコミュニケーションが可能になった。レビュー投稿には対価を用意しており、他のユーザーが自分のレビューを参考にして本を購入した場合は、本の販売価格の5%分(10月31日までは10%)のソニーポイントが還元される。
また、より興味の合った本を見つけやすいようサイトデザインを一新。これまで総合、書籍、コミック、雑誌の4つだったカテゴリを細かくジャンル分けし、計21カテゴリに増加。各カテゴリのトップページに100冊以上の書籍、最大10人のレビューが並ぶように設計した。このほか本をより探しやすいようタグ機能を追加。「怖い」「隠れた名作」「深夜に読むなら」などユーザーが自由に追加できるタグから本を検索可能になった。
さらに、PS Vita、nasneとの連携を強化。10月10日よりPS Vita向け電子書籍アプリ「Reader for PlayStation Vita」のアップデートを提供し、PlayStation Vitaで購入した書籍をnasneにバックアップ可能となった。くわえて、11月4日発表予定のPlayStation Vita TVにも対応。Vita TVを経由することで、大画面テレビで書籍を閲覧できるようになった。