三井住友銀行(以下SMBC)は24日、フランスの大手金融機関Societe Generale.S.Aの間接100%子会社のソシエテジェネラル信託銀行の全株式の取得にあたり、関係当局の認可を取得。これを受けて、10月1日にソシエテジェネラル信託銀行の全株式を取得し、SMBCの完全子会社とし、同日付けでソシエテジェネラル信託銀行の商号を、「株式会社SMBC信託銀行」とすることにしたと発表した。
三井住友銀行グループ(以下SMBCグループ)においては、富裕層ビジネスを重要な戦略分野と位置づけ、これまでもSMBCグループ各社との連携、協働などを通じて強化を図ってきたという。このたび、完全子会社となる予定のソシエテジェネラル信託銀行は、信託機能を活用したテーラーメイド型の資産運用商品を提供するなど、従来のSMBCグループ各社とは異なる商品のラインナップを揃えている。このたびの完全子会社化により、顧客の多様化するニーズに対し、より充実したサービスの提供が可能になるとしている。