パナソニックは9月25日、HDD搭載ハイビジョンブルーレイディスク(BD)レコーダー「DIGA(ディーガ)」シリーズの新製品として、「DMR-BZT860」など4機種を発表した。いずれも4K/24pアップコンバート出力に対応する。発売は10月20日を予定し、価格はオープン。DMR-BZT860の推定市場価格は150,000円前後。
今回発表された4K/24pアップコンバート対応モデルのラインナップと推定市場価格は、地上/BS/110度CSデジタルのトリプルチューナー搭載機が「DMR-BZT860」(150,000円前後)と「DMR-BZT760」(110,000円前後)、ダブルチューナー搭載機が「DMR-BWT660」(75,000円前後)と「DMR-BWT560」(65,000円前後)。
4機種とも、4K対応システムLSI「新ユニフィエ」を搭載し、同社独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート方式」によって、既存のハイビジョンコンテンツを自然で鮮明な4K/24p映像として出力することができる。「マスターグレードビデオコーディング」に対応したブルーレイディスクを最大36ビットの階調で再生することも可能だ。
そのほか、従来の「おまかせ録画」を進化させた「新おまかせ録画」では、複数のキーワードや条件を組み合わせて自動録画する機能を追加している。また、「スカパー!プレミアムサービスLink」対応チューナーを併用することで、本体に搭載したチューナー数に加えて、さらに1番組を同時に録画できる。
録画可能な光学メディアは、BD-R/RE(BD-Rは4層、BD-REは3層まで)、DVD±R/R DL/RW/RAM。接続インタフェースはHDMI×1系統、映像入力×1系統、アナログ音声入力(2ch)×1系統を備える。その他、BWT560を除く3機種ではi.LINK(4ピン)×1系統、BZT860/760では光デジタル音声出力×1系統を搭載する。
サイズは幅と奥行きが4機種共通でW430×D189mm。高さと重量はBZT860がH54mm/約2.7kg、BZT760がH44mm/約2.6kg、BWT660が41.5mm/約2.2kg、BWT560が41.5mm/約2.1kg。