福岡市動物園(福岡市中央区)は、平成18年度(2006)より進めてきた大規模なリニューアル工事がこのほど完了。完成した「アジア熱帯の渓谷エリア」を9月21日から公開している。
「アジア熱帯の渓谷エリア」全体が完成
工事が完了したのは、マレーグマ舎・ヒョウ舎・サイチョウ舎、アジアエリアガーデン(休憩施設)。工事の完了で「アジア熱帯の渓谷エリア」全体が完成となる。新施設では、森で暮らすヒョウをガラス越しに目の前で見ることができる。また、樹の上で暮らすマレーグマをガラス張りの観覧ピットに入り込ませたことで、下から見上げて観察することも可能となった。
新サイチョウ舎は、これまでの4倍の広さに拡張。シワコブサイチョウ、カササギサイチョウを見ることができる。アジアエリアガーデン(休憩所)は、「アジア熱帯の渓谷エリア」全体や都心部が一望できる絶景スポットとなった。新施設の随所には、様々なサプライズ仕掛けや隠れキャラが潜んでいるという。
コツメカワウソの赤ちゃんが誕生
同園では、8月にコツメカワウソの赤ちゃんが誕生した。現在4頭が成長中で、一般公開は10月以降を予定している。コツメカワウソの赤ちゃんは、YouTubeの福岡チャンネルでも動画で公開している。