エプソンは25日、ブラックインク搭載と光沢紙ラベルへの対応など表現力に優れ、高速な印刷が可能な業務用カラーラベルプリンタ「TM-C3500」を発売した。価格はオープン。
従来モデルの「TM-C3400」はインクがシアン/マゼンタ/イエローの3色だったが、新たにブラックインクを追加。さらに内部機構も変更し、光沢紙ラベルにも対応した。インクは顔料系で、インクカートリッジは4色独立型を採用。なくなったインクだけを交換できるほか、ノズルの詰まりをチェックしてクリーニングを行う「自動ノズルチェック機構」を搭載する。印刷速度は、従来モデルの2倍以上となる103mm/秒。
主な仕様は、印刷方式がシリアルインクジェットマトリクス方式、解像度が最大720×360dpi。使用できる用紙の種類は、普通紙/マット紙/リストバンド/合成紙/光沢紙など。給紙方式はロール紙、ファンフォールド紙に対応。使用できる用紙サイズは、ロール紙が幅30mm~1112mm、直径101.6mmまで。ファンフォールド紙が幅50mm~112mmまで。
製品寿命は600万パス(キャリッジ300万往復)で、最大150万枚までの耐久性を備える。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはW310×D283×H261mm、重量は約12kg。