オリンパスイメージングは9月25日、コンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-60」を発表した。発売は10月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は35,000円前後となっている。
関連記事
オリンパス、「OM-D」と同方式の3軸/5軸手ブレ補正搭載のコンデジ「SH-50」(2013年1月30日)
オリンパス、F1.8レンズ搭載のコンパクトデジカメ「XZ」シリーズ下位モデル(2013年1月30日)
コンパクトボディながら光学24倍ズームレンズや、ミラーレス一眼「OLYMPUS OM-D」シリーズと同方式の3軸(静止画)/5軸(動画)手ブレ補正機構を搭載するモデル。3軸(静止画)/5軸(動画)手ブレ補正機構は、従来の上下左右への平面的な手ブレだけでなく、カメラを持つ手が回転するように動いた際に生じる手ブレも効果的に補正する。静止画撮影時には3軸の回転ブレに対応するほか、動画撮影時には歩きながらの撮影によって発生しやすい回転ブレにも電子的に対応することで、5軸ブレ補正を実現している。
前モデル「OLYMPUS STYLUS SH-50」からの進化点としては、複数回に分けてシャッターを押したり連写で記録したりした異なる構図の画像をカメラ内で合成する「フォトストーリー」を搭載。これは、複数の写真を一枚に組み込むことで、ストーリー性のある作品を手軽に撮れるようにしたモード。用意されるテーマは「スタンダード」「スピード」「ズームイン/アウト」「ファンフレーム」の4種類。コンパクトデジタルカメラでのフォトストーリー搭載は、「OLYMPUS STYLUS XZ-10」に続き2台目となる。
そのほか、1,600万画素の静止画とフルHD動画の同時撮影や240fps動画の撮影が可能な「アドバンスムービーモード」機能や、オリンパス独自のエフェクト撮影機能「マジックフィルター」、人物撮影時の自動レタッチ機能「ビューティーモード」なども搭載。マジックフィルターは、好評の「マジッ クフィルター」は、ポプピンホシュアイウェデグロ好評の「マジッ クフィルター」は、「ポップ」「ピンホール」「フィッシュアイ」「ウェディング」「ロック」「クリスタル」「水彩」「ミラー」「ミニチュア」「ランダムタイル」「ドラマチック」の11種類が用意されており、「クリスタル」「ランダムタイル」「ドラマチック」以外は動画撮影時も利用可能だ。
主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)、レンズの焦点距離が25~600mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF3.0~F6.9、対応感度がISO125~ISO6400となっている。背面のモニターは約46万ドット・3型の液晶方式、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード(Eye-Fiカード/FlashAirカード含む)と内蔵メモリ(約39.3MB)、動画の記録形式はMOV/H.264、動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/60iだ。
バッテリーは専用リチウムイオン充電池を使用し、CIPA準拠の撮影可能枚数は約310枚となっている。
サイズはW112.1×D42.4×H63.5mm、重量は269g(電池、メモリーカードを含む)。