東芝の無線LAN内蔵SDメモリカード「FlashAir」をアピールする体験イベントが9月21日、東京・新宿東口の東京ステーションスクエアで開催された。イベントには、自身もFlashAirを活用しているという俳優の細川茂樹さんとタレントの豊田エリーさんが登場し、FlashAirの魅力について語るトークショーも行われた。
FlashAirは無線LANを内蔵したSDHCメモリーカードで、スマートフォンやタブレットなどの無線LAN機器から接続し、カメラ内の画像にアクセスして画像を転送することができる。転送した画像は、そのままスマートフォンなどの通信機能を使ってSNSなどに投稿することが可能だ。最近のデジカメには無線LAN機能を搭載したカメラも多いが、非対応のカメラでもFlashAirを使うことで簡単に無線LAN機能を利用できるようになる。
体験イベントに登場した細川さんは「家電俳優」としても知られ、携帯電話からコンパクトデジカメ、デジタル一眼レフカメラまで、シーンで使い分けてカメラを活用しているという。最近は家族の写真を撮りためているほか、先日の中秋の名月も撮影。撮影した写真はプリントまで行っているそうだ。
細川さんは「家電俳優」らしく自ら詳細にFlashAirの説明を行い、デジカメ画像以外のPDFファイルなども転送できる点を紹介し、ビジネスの現場でも活用できることをアピールしていた。細川さんは、改訂の多い台本の受け渡しに活用したいとも話す。
豊田さんは、ハウジングに入れたカメラにFlashAirを挿入。船上で撮影した画像を、その場でカメラを出さずに転送して楽しんだそうで、FlashAirのメリットを紹介していた。
体験イベントjスペースでは、大型の宇宙空間のトリックアートを壇上に設置。参加者がそれを前に撮影すると、宇宙にいるような写真が撮れる、というもので、撮影した画像はFlashAirを使って参加者のスマートフォンなどに転送してくれる、というものだった。景品も用意され、来場者は思い思いの「宇宙体験」を写真に収めていた。