スズキのタイにおける二輪車・船外機の製造販売子会社であるタイスズキモーター(以下、タイスズキ)は、中・大型二輪車を中心とした6機種を投入し、11月より順次販売を開始すると発表した。
タイスズキは現在、日常の交通手段としての小型二輪車(110~125cc)を中心に生産・ 販売を行っている。しかし、タイの二輪車市場は、近年の所得向上やライフスタイルの変化に伴い、趣味やレジャーとしての二輪車需要が高まってきているとのこと。
タイスズキでは、これらの需要に応えるために日本から大型二輪車「ハヤブサ」と「GSX-R1000」の2機種を完成車で輸入販売してきたが、ラインアップを拡充することで拡販を図っていくとしている。
今回投入される機種は、タイスズキの工場で生産・組み立てを行う「バーグマン125」「バーグマン200」「GW250」の3機種と、日本から完成車で輸入して販売する「バンバン125」「グラディウス650ABS」「V-Strom650ABS」の3機種を合わせた計6機種。なお、「バーグマン125」「バーグマン200」は、欧州、北米、大洋州など世界市場向けに順次輸出する計画となっている。