ドイツのポルシェAGはこのほど、フランクフルトモーターショーの「オートモーティブ・ブランド・コンテスト2013」にて、「ブランド・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。社長のマティアス・ミューラー氏も、「ブランド・マネージャー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、ダブル受賞となった。

ポルシェAG社長のマティアス・ミューラー氏

同コンテストは、自動車メーカーのための国際的デザインコンペティションのひとつとして、近年とくに注目されており、優れたプロダクトやコミュニケーションデザイン、ブランドなどに対して贈られる。ポルシェは今回、「ブランド・オブ・ザ・イヤー」「ブランド・マネージャー・オブ・ザ・イヤー」の2つを受賞した。

選考では、フランクフルトモーターショーでワールドプレミアを果たしたスーパースポーツカー「918 スパイダー」や、新型「ケイマン」「パナメーラ S Eハイブリッド」のデザインが評価され、さらにポルシェ センターの新ショールーム、ポルシェのスペシャル ウェブサイト、カスタマーマガジンのクリストフォーラスも評価の対象となったという。

マティアス・ミューラー氏は今回の受賞に、「ポルシェは、妥協のない最高品質によるプレステージ性を代表しています。私達は自分達が達成してきたことに決して満足することなく、つねにさらなる改善を求めています」とコメント。50周年を迎えた「911」に関して、「この独特な遺伝子をポルシェの他のモデルシリーズに移すという挑戦」を表明しており、「その挑戦は、これまで大きな成功を収めてきました。そして私達は将来においても、その挑戦によって評価され続けることを望んでいます」としている。