ドラッグストア大手のココカラファインと三菱UFJニコス、ジェーシービー、三井住友カード、楽天Edyの5社は20日、全国1200店超のココカラファイン全店舗に9種類の「交通系電子マネー」や、「楽天Edy」「nanaco」「iD」「QUICPay」「PiTaPa」といった電子マネーの導入で合意、10月1日からその取り扱いを開始すると発表した。

導入店舗は、ココカラファイングループ店舗(ココカラファイン、セイジョー、セガミ、ジップ、ライフォート、スズラン薬局、メディカルインデックス、くすりのコダマ)。

「おもてなしNo.1になる」をコーポレートスローガンとするココカラファインは、4月にグループ6社(セイジョー(横浜市)、セガミメディクス(大阪市)、ジップドラッグ(名古屋市)、ライフォート(神戸市)、スズラン薬局(小樽市)、メディカルインデックス(旭川市))を統合してドラッグストアと調剤薬局を運営するココカラファインヘルスケアを設立。総合的な健康関連サービスの提供を通じて、地域社会への貢献を目指しているという。

従来、利用可能な店舗・種類が限定されていた電子マネー決済が、このたび全国1200店超のドラッグストアおよび調剤薬局の全店で14種類を利用することが可能となった。また、このたびの導入に合わせココカラファインでは、顧客サービスの向上を目指し、同社最大規模の電子マネー利用促進キャンペーンを実施するとしている。

なお、このたびの電子マネー決済の導入において、三菱UFJニコスは「Kitaca」「Suica」「PASMO(東急・京急沿線)」、ジェーシービーは「nanaco」「QUICPay」、三井住友カードは「TOICA」「manaca」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」「iD」「PiTaPa」、楽天Edyは「楽天Edy」の決済に関して、ココカラファインヘルスケアと業務提携した。

利用できる電子マネー

交通系電子マネー(「Kitaca」「Suica」「PASMO」「TOICA」「manaca(マナカ)」「ICOCA」「SUGOCA」「nimoca」「はやかけん」)、「楽天Edy」「nanaco」「iD」「QUICPay」「PiTaPa」