「関ケ原合戦祭り2013」ポスター

関ケ原合戦祭り実行委員会は10月19日と20日、岐阜県・関ヶ原町で「関ケ原合戦祭り2013」を開催する。

全国の戦国ファン、関ケ原ファンが集い交流

今年は、鹿児島県日置市と関ケ原町の兄弟都市50周年、愛知県岡崎市と関ケ原町のゆかりのまち30周年の年。同イベントでは、記念イベントを開催するとともに、徳川と島津を意識した企画等を盛り込む。19日には記念トークとして、徳川宗家18代当主の徳川恒孝氏と、静岡大学名誉教授の小和田哲男氏が「関ケ原合戦と日本の歴史・現在・未来」について語る。

19日に開催されるテーマイベントは、関ケ原合戦や戦国時代をテーマに歌うアーティストが参加する「関ケ原戦国ライブ」。"鎧"をモチーフとした10月開始の新シリーズ「仮面ライダー鎧武(ガイム)ショー」などとなる。

関ケ原合戦を壮大かつドラマチックに再現

20日に開催されるのが、メインイベントとなる「関ケ原合戦絵巻2013」。全国公募により参加した甲冑武者100人と、殺陣役者・鉄砲隊あわせて総勢130人が参加し、関ケ原合戦を再現する。特に今回は、宇喜多対井伊、大谷対藤堂の南方の戦いに力点をおく。また、宇喜多秀家と小早川秀秋、大谷吉継と藤堂高虎といった武将個人の対比を印象づける予定という。

「関ケ原合戦絵巻 布陣パフォーマンス」(昨年の模様)

桐野作人、笹尾山で関ケ原を語る

このほか、20日には、作家・歴史研究家として関ケ原合戦本や島津研究本などを執筆した桐野作人氏による講演「島津の退き口」。本物の火縄銃を持った鉄砲隊や、短筒や大筒、居合切りなどによる「鉄砲隊演武」。歴史系アーティスト「さくらゆきライブ」。小学生で編成された、鼓笛隊と手づくり甲冑の若武者隊による「関ケ原歴史子ども絵巻」などが行われる。

「関ケ原こども歴史絵巻」(昨年の模様)

会場は、岐阜県不破郡関ヶ原町大字関ヶ原894番地の29「関ケ原ふれあいセンター」の周辺一帯。開催時間は両日共に10時から16時まで。詳細は関ヶ原観光WEBで確認することができる。