無線LAN(Wi-Fi)の接続設定を行う(iX500のみ)

前ページでScanSnapの基本的な設定は終了だが、iX500はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN(Wi-Fi)を搭載しており、iPhoneやiPad、Android端末からもワイヤレス接続できる。こうした端末の画面をタップしながら、iX500でスキャンしたデータを、端末側へ直接保存することが可能だ。ただし無線LANルータが別途必要で、iX500の無線LAN機能の設定も行うことになる。

設定には、無線LANルータに接続するためのセキュリティキー(パスワード)が必要となるので、あらかじめ控えておこう。セキュリティキーの確認方法は、無線LANルータのマニュアルを参照してほしい。

写真はNECアクセステクニカの無線LANルータ「AtermWG1400HP」。最近の無線LANルータは、本体の背面や底面に貼られたシールに、デフォルトのセキュリティキー(パスワード)が書いてある場合が多い

手順をざっと述べると、iX500を無線LANルータにワイヤレス接続したあと、iPhoneやiPad、Android端末に専用アプリをインストール。専用アプリを起動すると、iX500を探して接続できるようになる。モバイル機器を利用していなければ、ここでの設定は飛ばしても構わない。

(図13)前ページの(図12)、「ScanSnap無線設定」-「今すぐ設定」をクリックするとこの画面が表示されるので、「次へ」をクリックする

(図14)画面の指示に従って、iX500の背面にあるWi-Fiスイッチをオンにする(写真左下)。Wi-Fiランプがオレンジに変わるので(写真右下)、「次へ」をクリックする。PCとiX500をUSB接続したまま、無線設定を行う点に注意

(図15)無線LANのアクセスポイントを選択し、「次へ」をクリックする

(図16)無線LANルータに接続するのに必要なセキュリティキーを入力し「OK」をクリックする

(図17)接続が完了したら「OK」をクリックする

モバイル機器のセットアップを行う

(図18)「ScanSnap Connect Application」アプリを、iOS端末またはAndroid端末にインストールする。インストールが終わったら、この画面に戻り「次へ」をクリックする

iOS端末ならApp Store、Android端末ならGoogle Playで「ScanSnap Connect Application」をインストールする

(図19)画面に表示されている4桁のパスワードを、iOS端末/Android端末で起動した「ScanSnap Connect Application」に入力し、この画面で「次へ」をクリックする

「ScanSnap Connect Application」アプリを起動するとパスワード入力画面が表示されるので、PCのセットアップ画面(図19)を見て4桁のパスワードを入力

一覧画面が表示されて、「Scan」ボタンが有効になる。PCのセットアップ画面に戻って、設定作業を終了する

(図20)モバイル機器で読み取るための使い方が表示される。「次へ」をクリックする

(図21)「完了」をクリックして無線設定を完了する

(図22)ユーザー登録を行う場合は「はい」を、あとで行うときは「いいえ」をクリックする

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