東京駅を舞台にしたラブストーリー『すべては君に逢えたから』に出演した木村文乃が20日、八重洲口に誕生した商業施設「グランルーフ」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして参加。関係者らと共にテープカットやデッキの渡り初めを行い、セレモニーに華を添えた。
本作は、1日に100万人以上が利用するメガステーションの東京駅を舞台に、男女10人のそれぞれの愛を描く群像劇。木村は、遠距離恋愛に悩む山口雪奈役を演じた。映画の公開は、11月22日(金)のクリスマスシーズンとなる。
木村は、東京駅でのロケについてこう振り返った。「毎日、終電後、深夜から始発までの短い期間に撮影させていただきました。誰もいない無人のホームに新幹線を置いていただいたり、夜中の撮影なのに、関係者の方々に遅くまで参加していただいたり、本当にたくさんの方に支えられた映画なんだなと改めて感じました」。彼女自身は遠距離恋愛の経験はないとのことだが「逆に新鮮に演じられました。会いたいという気持ちを重ねて、いざ会えると、好きとかうれしいとかいうよりも、まず、体の心配とかをするんだなあと思いました」と、感想を述べた。
本日オープンしたグランブールについては、「大きな屋根に守られ、たくさんの人の出会いの場所になれたら素敵だなと思います」というメッセージを送った。グランルーフには、個性豊かな15店舗のテナントが入り、大勢の客が詰めかけた。