センチュリーは20日、PCを使わずに最大250MB/sの転送速度でHDD同士のコピーが可能な「これdo台 Hi-Speed」シリーズに、1台のHDDに記録されたデータを最大3台までコピーできる「これdo台 Hi-Speed 1to3(KD25/35HS1T3)」を発表した。同社の通販サイト「センチュリーダイレクト」での価格は49,800円。
最大250MB/sでHDD同士のコピーが可能なほか、イレースにも対応する「これdo台 Hi-Speed」シリーズの新製品。従来モデルでは1台のHDDのデータを1対1でコピーが可能で、イレースは2台まで行うことができたが、新モデルでは1台のHDDの内容を最大3台まで同時に、イレースは最大4台まで対応する。
コピー機能は、ドライブを丸ごとコピーする「まるごとコピー」、コピー元のシステムとファイルを検出してコピーする「システム&ファイルコピー」、パーティションが確保されている領域のみを部分をコピーする「パーティションコピー」を装備。エラースキップやコンペアなども行える。
イレースは、ディスクの先頭セクタに"0"を書き込む「クイックイレース」、ディスクの全セクタに"0"を書き込む「フルイレース」、よりセキュリティレベルの高い「DoDイレース」など、3種類の消去方法を用意する。
インタフェースはSATA 3.0で、対応パーティションテーブルはMBR/GPT、対応ファイルシステムはFAT16/32、NTFS、EXT2/3/4。本体サイズは、W195×D87×H27mm、重量は約630g。