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イノセントミュージックは、9月2日~4日にかけて、東京23区に勤務する40代の男性500名を対象に、「音楽に対する意識調査」を実施した。
40代の4割が「アイドルに元気をもらう」
まず、「アイドル戦国時代」とも言われている現在の状況をどう捉(とら)えているか尋ねたところ、「歌よりパフォーマンス」(43.0%)という意見が1位。2位は「元気をもらえる」(38.0%)、3位は「知っていないと気まずい」(24.4%)、4位は「頑張りすぎていて、疲れる」(8.8%)だった。
約4割が「元気になれる」と答えている一方、同僚や友人と話題に合わせるために、ある程度知っておくことに気づかれを感じる人や、アイドルの元気のよさが逆に疲れるという人が全体の約3割。40代サラリーマンは、「アイドルから"元気"をもらう派」と「"アイドル疲れ"を感じる派」とで、2極化することが分かった。
部長クラスはアイドルに元気をもらう割合が高い
役職別にみると、部長クラスが「元気をもらえる」(43.1%)と回答した割合が高かった(課長クラス38.7%、係長クラス38.7%、一般社員36.2%)。一方、「頑張りすぎていて、疲れる」という項目では、係長クラスの回答率(13.3%)が、部長クラス(7.8%)や課長クラス(7.3%)、一般社員(8.5%)を上回る結果となった。
中間管理職である係長は、上司および部下の調整役であることが多い。そんな職場環境のストレスを抱える係長クラスのサラリーマンは、元気すぎるアイドルを見て疲れを感じることが多いようだ。
音楽に求めること2トップは「元気をくれること」と「癒し」
次に、音楽やミュージシャンに何を求めているのか尋ねたところ、1位は「元気づけてくれる」(59.6%)、2位は「癒される」(54.8%)、3位は「テンポのよさ、高揚感」(47.2%)だった。「元気をくれる」や「癒し」など、"疲れ"とは対極のキーワードが上位となっている。