格闘技の要素も強いカバディ

日本カバディ協会は10月5日、6日の2日間、「国際女子カバディ親善大会」を開催する。会場は東京の国立オリンピック記念青少年総合センター大体育室。参加国は日本、大韓民国、タイ、チャイニーズタイペイの4カ国。

果敢なタックルなど、見ごたえありの試合を展開!

「カバディ」は、獣を武器を持たない数人で囲み、声をかけながら捕らえるという狩猟方法をルーツに生まれたとされるスポーツで、インドやバングラデシュなど、南アジア諸国の国技として親しまれている。

試合では、攻撃側のチームから選ばれた攻撃者1名が守備側のコートに入り、「カバディ、カバディ……」と連呼(キャント)しながら守備側チームの守備者(7名)にタッチ。素早く自分のコートに戻ってこられれば、タッチした人数分の点数が入る。男子は20分ハーフ、女子は15分ハーフ。守備と攻撃を順番に繰り返し点数の多い方が勝利となるという。

大会形式は4カ国による総当たりのリーグ戦。試合日程は、5日が第1試合「タイvs大韓民国」、第2試合「日本vsチャイニーズタイペイ」、第3試合「タイvsチャイニーズタイペイ」、第4試合「日本vs大韓民国」で、6日が第5試合「大韓民国vsチャイニーズタイペイ」、第6試合「日本vsタイ」となる。

なお、日本女子チームは、2012年3月に16カ国が参加して開催された「第1回女子カバディワールドカップ」にて銅メダルを獲得。同年7月の「国際女子カバディ親善大会」(大韓民国・釜山)では、チャイニーズタイペイ、大韓民国、タイを破って3戦全勝で優勝している。また、日本でカバディ競技単独の国際大会を開催するのは、1981年に日本カバディ協会が設立されて以来初めてとのこと。

日本女子カバディチーム