国際連合総会の補助機関である国際連合環境計画(UNEP)は、9月16日(現地時間)、2013年の「地球大賞(Champions of the Earth)」として、Googleの共同創設者であると同時にGoogle Earthのプロデューサーを務める同社バイスプレジデントのBrian McClendon(ブライアン・マックレンドン)氏が最高の国連環境賞を受けたことを、同団体のWebページで明らかにした。また、自社のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)であるGoogle+のページでも受賞を報告した。
その理由としてUNEPは「Google Earthによる森林伐採を検出するためのツールとして、Google Earthが役立ったことがグリーンエコノミーにつながる」と同ページで述べている。なお、グリーンエコノミーは国際連合開発計画(UNDP)が提唱した「将来世代を著しい環境リスクや生態系の欠乏にさらすことなく、長期的に人間の幸福を向上させ、不平等を軽減する経済」を指す。
受賞に対してMcClendon氏は「Google Earthは暮らしを作るプラットフォームである。我々が住む惑星の正体に与える手助けになることを望みたい」と述べている。