アップルストア銀座は恒例のハイタッチでiPhone 5s/5c発売開始!
「5!4!3!2!1!ゼローッ!」
9月20日、8時。毎年恒例のカウントダウンとストア店員とのハイタッチで、アップルストア銀座でiPhone 5s/5cの発売が開始された。今年のアップルストア銀座の行列人数は受付開始の朝8時の時点で700人以上が前夜からの泊まり込みで集まった。
今年のiPhone 5s/5cの販売はかなりの波乱含みだった。まず11日の発表時にiPhone 5cの予約受付は発表されたものの、なぜか5sに関してはアナウンスがなかった。その後各キャリアとも「5sは予約販売なし」とされたため、昨年より多くの人がアップルストアやキャリアショップに並ぶことになった。
アップルストア銀座に最初の人が並んだのは、5s発表の前日、10日の午後。その後、関東を直撃した台風にも負けず、ストア3階のシアターに収容されたりしながら列は続き、前日朝には70人程度の行列に。これは昨年の倍以上の速度だ。
列は順調に伸びていき、19日終電時点では500人を超えた。ただこの時点でも、どの色がどのくらいの数入荷してくるかが分からない状態。例年、一番在庫を持っているのは銀座ストアということが分かっているが、多くの人がゴールドを求めているにもかかわらず、スペースグレイのみしか入荷しないという噂も聞こえてくる。実際、ほとんどのキャリアショップではゴールド、シルバーの入荷はないという情報が流れてきていた。
20日の朝になってメディアの取材も増えていく中、キャリアと機種、色の確認が行われた。列前部ではほとんど機種の確認は行われなかったが、最初に少なくなったのは5s ゴールドの16GB。どうやらもともと入荷数が少なかったようだ。そのあと列の終わりあたりでゴールド64GBがなくなったという。ただ他のキャリアショップはやはりスペースグレイのみだったり、ゴールドは予約のみという対応も見られたようだ。
また前半かなり早くから行列が作られた割には、列に並んだ人の数はあまり多くなかったように感じる。実際、なくなったのは上記の2機種だけで、行列の対応が終わってもまだ受付可能な雰囲気だった。
こうして9月20日、8時。カウントダウンとハイタッチでストアに入場し、受付へ。iPhoneはキャリアによって機種が違うことはなく、SIMカードを挿した時点でロックがかかる仕様のようだ。
今回、驚いたのはソフトバンクの契約に関して、機種変と新規のカード払いの契約に関しては、iPadによる手続きが行われていたことだ。docomoとauはこれまで通り、Mac上でWindowsを起動して契約サーバに接続するという手順で、サーバダウンを起こして契約がいっこうに進まなかったが、ソフトバンクはいつものサーバダウンなどもなく20分程度で契約完了となった。こういう点ではさすがは先行者の余裕といったところだろうか。
こうして発売になったNew iPhone。アップルストア銀座では5s、5cとも全機種をハンズオンで試してみることができる。また5c用の穴あきケース、5s用の皮ケースとも販売中だ。今日、明日であれば、まだいくらか在庫も残っているかもしれない。興味のある人はぜひアップルストアに足を運んでみよう。