熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】、【アゲるテレビ】→【アゲる】と略表記します

●「『氣志團万博』に4万人。ももクロもリーゼントに」【スッキリ】

先週末、メンバーの出身地に近い千葉県袖ケ浦海浜公園で行われた『氣志團万博2013』。18組のアーティストと4万人もの観客が集まるなど、すっかり定番化した。今年の目玉は、ももいろクローバーZ。自分のライブだけでなく、大トリの氣志團ライブにも学ラン&リーゼント姿で乱入したVTRが流れると、コワモテの勝谷誠彦は「何やってもかわいいね~」とデレデレに。このくだりは、同番組の定番になりつつある。

今後の夢を聞かれた綾小路翔は、「BOØWYとチェッカーズの再結成」「7年後の東京五輪までは続けたい」とコメント。この人ほど、「言ったもん勝ち」の芸能界を理解しているアーティストはいない。

●「台風余波か。総力結集! 芸能ニュース6連発」【ミヤネ屋】

前日の同番組が全て台風情報になった影響か。この日は「秋の芸能収穫祭!」と題して、6つの芸能ニュースを大特集。その内容は、「朝加真由美が離婚していた。そしてベンガルとの同居愛発覚」「滝川クリステル、初の熱愛宣言」「美人ゴルファー有村智恵、インテリ俳優・南圭介と熱愛」「国生さゆり、2度目の離婚」「西郷輝彦、金銭トラブル」「さまぁ~ず大竹一樹、腹部に激痛で緊急入院」。

これらのニュースに対して宮根誠司は、「ベンガルさんも『62歳で熱愛』と書かれるのはうらやましい」「(クリステルは)結婚するとなったら、まず僕に結婚式の招待状届くでしょ。秋の結婚はないんじゃない?」「(有村と南は)普通会う機会ないでしょ?! でもご飯を食べているならまんざらでもないのかな」「(国生の生き方は)ある意味自由でうらやましい」「(西郷は)芸能人なんでお金に関しては、誰かに任せていて無頓着だったのかも」「(大竹は)虫垂炎だったんですね。ハードなお仕事なので気をつけて」とそれぞれコメント。全て自分目線なのが、ある意味スゴイ。

●「ロンブー淳が元サヤ電撃婚。“できすぎた妻”とプロポーズ秘話」【ミヤネ】

前夜放送の『ロンドンハーツ』3時間生特番で、電撃結婚を発表した田村淳。相手は身長174㎝の元モデルで29歳の香那さん。数々の浮名を流した淳が選んだ女性は、「怒ったことがない」「もし淳が浮気したら一緒に反省する」という穏やかな雰囲気の一般人だった。

プロポーズは7月18日の朝。台所で朝食を作る香那さんに、「結婚してください。死ぬまで一緒にいてください」とパジャマ姿&寝グセのまま伝えたらしい。その日は「たまたま5年前に初めて友人の紹介で出会った日だった」というのは運命か、『ロンハー』のシナリオか。

そもそも2人は、5年前に交際していたが、「何でも許してくれる香那さんに芸人として不安を感じた」淳が別離を決意。しかし香那さんは、淳のことを応援していた自分の両親に「私が振ったから」と説明し、淳の両親には感謝の手紙を送ったという。この出来すぎた振る舞いには宮根誠司も「こんないい子が今どきいます? いないやろ」と驚きを隠せない。

昨年の夏ごろ、香那さんの大切さに気づいた淳は、必死に連絡を取るが応じてもらえず、「最後のチャンス」と思って実家へ会いに行き、復縁が決まるとすぐに結婚を決意。

淳は、「自分より相手を優先するところにホレた。それがどの人にもできることに感動した」と繰り返し絶賛。『ロンハー』は浮気男を“落とし穴制裁”するのが定番だが、淳は「オイタをしない可能性はゼロではないので。浮気とかではなくても謝罪しなければいけないことがあるかもしれない男なんで」と笑いを誘った。この妻で浮気が発覚したら、陣内智則クラスの叩かれ方になるかも。

●「布袋の母逝去で緊急帰国。今井美樹も憔悴」【ノンストップ】

居住地のロンドンから緊急帰国し、ツイッターで「最愛の母が天国に旅立ちました」と明かした布袋寅泰。妻の今井美樹も同様に憔悴しきっているという。その理由は、「『不倫、略奪愛』と報道される中で、義母が後押ししてくれた」から。2人の交際が発覚したのは、布袋が前妻の山下久美子と別居中だったころ。しかし、義母は「あなたが幸せになればそれでいいの」と今井を励ましていたという。

結婚後も一緒に食事を作り、孫の英語塾にも付き添うなど、今井にとって実の母同様の存在だったようだ。今年の母の日、今井は自身のホームページに「2人の母へ。ずっとずっと、溢れる愛で私たちを支えてくれて、ありがとう。離れているけど、いつもいつも、あなたを思っています」というメッセージをつづっていた。その思いは近いうちに1つの曲になり、今井が歌い、布袋が奏でるのかもしれない。

●「『おしん』の小林綾子がイケメン3世と熱愛」【ミヤネ】

平均52.6%と『あまちゃん』の倍以上もの視聴率を叩き出していた『おしん』。そのヒロイン小林綾子に熱愛報道が流れた。相手は祖父・芦田伸介、父・松山英太郎という俳優一家の3世・芦田昌太郎。5歳年下のサラブレッド俳優で、今年5月から交際しているという。

相変わらずフットワークのいい同番組は、さっそく芦田を直撃。すると芦田は、「日もまだ浅いので、まとまった話とか何か発展とか、そんな段階ではなく、言ってみれば、ほんのつぼみのような2人なので、これから僕がお水をあげてキレイなお花が咲いたらいいと思っています」と最近では珍しい堂々の交際宣言。

さらに、「とても愛嬌があって魅力的な人」「まだわからないですけど、一生懸命頑張ってみなさんにいいご報告ができたら」と超優等生コメント。小林は離婚から3年が過ぎ、現在41歳だけに急展開もあり得る話か。しかし、どんな恋愛をしても、“おしん愛”と書かれてしまう小林が不憫だ。

●「AKB48じゃんけん大会。松井珠理奈がパーだけで優勝」【スッキリ】

前夜行われた34thシングル選抜じゃんけん大会。2時間生放送され、ふなっしーやドロンジョなどメンバーのコスプレも話題を呼んだ。大会は選抜総選挙の上位メンバーが早々に敗退する中、松井珠理奈が唯一選抜メンバーに入り、放送時間ギリギリで優勝。ただ、パーを出し続けて優勝したことに、ファンからは疑惑の目も……。過去3年間レフェリーを務めたが、今年「大人の事情」で断念させられた山里亮太は、どこか寂しげで「珠理奈ちゃん、おめでとうございます」とコメントするだけだった。

●「中村うさぎが一時心肺停止に。整形は関係ない」【ノンストップ】

歯に衣着せぬ発言や、ぶっちゃけた整形体験談などで知られる作家の中村が、8月ごろから手足が震えはじめ、自力歩行できなくなり緊急入院。今月15日には数分間の心肺停止になり、3日間意識を失っていたという。病名は、大原麗子さんや安岡力也さんも悩まされたギランバレー症候群の疑いがあるが、現時点では不明。

設楽統から「整形が理由ということはないですか?」と聞かれた高須クリニックの高須克弥院長は、「ありません。僕の方がうさぎさんより2ケタ上の数をやっているけど、何もないので。うさぎさんは安全なところしかやってないけど、僕は実験でいろいろなところをやっている」と妙な自慢で断言。その顔、見るからに説得力ありすぎ。

●「ロンブー田村淳の妻に話題沸騰! 浮気を一緒に反省できるか」【ノンストップ】

火曜夜の生放送直後から話題沸騰。ヤフーの人物検索で1位に妻の香那さん、2位に田村淳が選ばれ続けるなど、依然反響は大きい。その理由は、香那さんが自然体で発した「(もし淳が浮気したらと聞かれ)一緒に反省します」という言葉。これが彼女のイメージそのものになり、「男の理想!」という絶賛、「ウソだ」という疑惑、さらに嫉妬や羨望などさまざまな意見が入り乱れている。

スタジオの設楽統は「手のひらで転がされている感じ」、高橋茂雄は「逆にプレッシャー」、カンニング竹山は、「僕は何度も(浮気で)土下座した。いい奥さんだなと素直に思う」と、それぞれの立場からコメント。さらに、千秋は「この言葉は、未来の浮気相手に対する勝利宣言。淳を好きな女性たちも動きにくくなるし、淳もこれで浮気したら鬼だから、奥さんの勝ち!」と冷静な分析を披露した。一方、山崎夕貴アナは、「その発言を聞いて喜んでいる男性たちが許せない」とキレ気味。さすがのぶっちゃけキャラだが、過去に浮気されたことがあるのかも。

●「こじはるが罰ゲームでMCに。桐谷美玲と爆笑トーク連発」【PON!】

水曜に行われたAKB48のじゃんけん大会で、選抜に入れなかった小嶋陽菜。番組から事前に、「選抜入りできなかったらMCをやらせる」ことを約束させられていたため、この日は番組のセンターに座った。冒頭、本来のMC・岡田圭右のギャグ「回転ガラガラ」などを連発して大スベリしたのを皮切りに、小嶋らしいボケが全開! ドラマの番宣でゲスト出演した桐谷美玲にいきなり「好きなお弁当は何ですか?」と質問し、桐谷が「大きな唐揚げ弁当です」と答えると「優勝!」とニッコリ。桐谷が「明日の最終回、テレビにかぶりついて見てくれますか?」と聞くと、「いいとも~!」と古すぎる他番組のフレーズで返事。「それなりに頑張ってるのかも」と思ったが、トークコーナーはあっさりMC放棄し、そのままフェードアウト……小嶋も番組もユルすぎる。


今週は終わってみれば、ロンブー田村淳の結婚一色に。若槻千夏、坂下千里子、三津谷葉子、藤崎奈々子、中越典子、安室奈美恵、矢野未希子……これだけスラスラ書けるほど熱愛報道が多かっただけに、それも当然か。“できすぎた一般人嫁”のインパクトも加わって、今後も話題を集め続けるだろう。

この1カ月で、フットボールアワーの後藤輝基、ロザンの宇治原史規、そして田村淳と吉本芸人の結婚ラッシュが続いている。今年はその他にも、ナインティナインの矢部浩之、ブラックマヨネーズの吉田敬らアラフォー芸人の結婚が多く、彼らより売れていない先輩や同期の吉本芸人たちは、ご祝儀が大変そうだ。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。