認知・飲用経験のあるブランド

市場調査会社のカンター・ジャパンは今年の6月~7月の間、最近炭酸飲料を飲んだ18歳~65歳の男女を対象に、14種類の主な炭酸飲料ブランドの認知や評価などについてインターネットで調査を実施した。

知名度や評価などでコカ・コーラがトップ

まず、「このブランドを知っているか」「飲んだことがあるか」などの質問を行い、「認知・飲用経験スコア」として100点満点で算出したところ、コカ・コーラを始め、ファンタ、三ツ矢サイダー、C.C.レモン、キリンレモン、カルピスソーダ、スプライトの7つのブランドが軒並み90点を超える結果になった。

次に、「このブランドを評価しているか」「購入の選択肢に入るブランドか」などの質問では、コカ・コーラが70点。2位の三ツ矢サイダー(45点)、3位の「C.C.レモン」(43点)など、他のブランドの点数を大きく上回った。

購入の選択肢に入るブランド

炭酸飲料カテゴリーは、特定保健用食品(トクホ)商品やそのまま飲むタイプの炭酸水などの登場で活性化していると言われる。同社は、コカ・コーラのように長い歴史のあるブランドが消費者の買い物リストに根強く名を連ねていることも、カテゴリーの活性化の要因ではないかと見ている。