8月31日に全国64館で公開されたアニメーション映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』が、新たに34館で追加上映されることが決定した。
秋の超大作が続々と公開されているが、先週の3連休(9月14日~16日)の全国週末興行ランキングでは、1位『劇場版 ATARU THE FIRST LOVE&THE LAST KILL』、2位『風立ちぬ』、3位『ウルヴァリン:SAMURAI』、4位『許されざる者』と、4位までは『風立ちぬ』を除き、すべて秋の新作映画が初登場でランクイン。そんな中、公開3週目を迎えた『劇場版 あの花』が、この激戦区の中で堂々の5位をキープする好成績を残している。
1館あたりのアベレージ(9月14日~16日の3日間)は114万4,655円と引き続き高い数字を記録し、『劇場版ATARU』のアベレージ116万8,720円に迫る勢いを見せている。また、9月18日の時点で、動員数49万8,002人、興行収入6億6,056万8,300円を記録し、公開19日目で興行収入6億5,000万円を突破した。
そして今回、青森県、山梨県、滋賀県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、香川県、高知県、長崎県、大分県、宮崎県、沖縄県など、これまで本作の上映がなかった場所を含む34館での追加上映が新たに決定。上映劇場や上映開始日などの詳細は、『劇場版 あの花』公式サイトまで。
2011年に、フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で放送された全11話のTVアニメ『あの花』は、子供時代のある事故をきっかけに、心を閉ざし離れてしまった仲良し6人組の前に、その事故で死んでしまったはずの少女が現れたことから始まるひと夏の物語。少年少女6人が抱える葛藤を見事に描いた本作は、従来のアニメファンのみならず、年齢、性別を超えた大きな感動を呼び、大きな話題に。この一大ムーブメントの集大成となる、待望の劇場版は、TVアニメシリーズに続き長井龍雪監督(『ハチミツとクローバーII』ほか)のもと、脚本を岡田麿里氏(『LUPIN the Third -峰不二子という女-』ほか)、キャラクターデザインを田中将賀氏(『家庭教師ヒットマンREBORN!』ほか)が担当し、制作も同じくA-1 Picturesが手がけている。誰もが胸の奥に秘めている、忘れていた"大切な事"を思い出させてくれる青春ムービーの決定版に仕上がっている。
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