東京都は19日、中小企業・社会人などを対象とした環境学習講座「わが社の廃棄物はどこへ行く」を10月22日・25日に開催すると発表した。

同講座では、講義、企業などの取組事例視察を通し、廃棄物処理・リサイクルの基礎知識と東京都における3R(リデュース、リユース、リサイクル)の現状について学習する。

1日目の10月22日には講師を招いて講義を行う。内容は、東京都環境局廃棄物対策部職員による「廃棄物処理・リサイクルの知っておきたい基礎知識」 、東京都環境公社理事長の森浩志氏による「進化するリサイクル(アップサイクル)」、帝人フロンティア繊維素材統括部長の宮武龍大郎氏による「循環型ポリエステルリサイクルシステム"エコサークル"への取組み」となっている。

2日目の10月25日には現地視察を実施。視察先は、東京都庁(産業廃棄物の排出、マニフェストの作成等)、要興業千住リサイクルセンターほか(収集運搬・保管積替え・中間処理等)、中央防波堤埋立処分場管理事務所(廃プラスチックからできるリサイクル製品の展示見学等)を予定している。なお、視察先は諸事情により変更になる場合がある。

「わが社の廃棄物はどこへ行く」チラシ(出典:東京都Webサイト)

開催日時は、10月22日13:30~16:40、25日9:30~16:40。定員は50人で、料金は無料(交通費等は自己負担)。なお、応募者多数の場合は抽選となる。申込み先は東京都環境公社東京都環境科学研究所で、申込みはファックスまたはEメール。申込み締め切りは10月11日。