Twitterで個人情報や会社の情報を流出させるようなことを書いてしまっていませんか? 何気なくつぶやいた一言で、会社を辞めざるを得ない状況になることも。そこで今回は、そうならないためのTwitterの使い方についてご紹介します。

■特定されそうな用語は使わない

意外に落とし穴なのが、最寄り駅などの名称を用いてしまう場合。たとえそこがオフィス街であったとしても地域が限定されることで、会社がばれてしまう可能性は高いです。同業種が少なければなおさらなので、具体的な地名などは使用を控えたほうがいいでしょう。

■ちょっとした写真の投稿が問題になることも

文字よりも写真を使ったほうがわかりやすい場合も多いですが、それによって会社が特定されてしまうこともあります。「会社近くでランチ」というような場合も、周囲の状況が確認できるような写真は使わないようにしましょう。飲食店などは、詳しい人なら景観やメニュー内容からすぐに場所がわかってしまいます。

当然のことながら、社内の写真も気をつけましょう。自分のデスクを撮影したつもりが、パソコンのモニターに社外秘の書類がうつりこんでいたり、会社が特定されてしまうような備品が撮影されていたりする可能性もあります。社内イベントなども、他の人の顔を撮影してしまうことがあるため避けましょう。

■会社の出来事は濁して

「会社でこんな面白いことがあった」という場合は、あまり具体的に書くとすぐにばれてしまいますから要注意。表現などは自分なりにアレンジを入れて特定されないようにしましょう。今日起きた出来事などタイムリーな話題をとりあげず、少し日にちをずらすのもあり。仕事でストレスを抱えたり、気になることが起きたりするとついついTwitterを利用してしまうという人も多いかもしれませんが、ストレス発散は別の方法でもできるはず。誰かがみているということを常に頭に入れつつ、安易な発言は避けましょう。

■リプライに気をつける

会社の同僚とのリプライなら見られていない、なんて思っていませんか? 書き込んだ時点で情報はオープン、いくらあなたが気を使っていても会話を見ればすぐに会社名を特定できるということもあります。

Twitterを会社の宣伝目的で使っていたり、あえて会社名をオープンにして楽しんでいる場合もあると思います。しかし、あくまで個人で楽しむというスタンスなら、情報の扱い方や行動には気をつけるようにしましょう。