Facebookを活用した婚活アプリ「マッチアラーム」を運営・開発するマッチアラームは、恋活・婚活に関する調査を実施し結果を発表した。調査は、9月11日~13日、マッチアラーム会員の独身男女2,120名を対象に行われた。
30代は「結婚のきっかけになる」と肯定的
調査によると、できちゃった婚に対して「アリ」・「ややアリ」と肯定的な回答をした人は、男性49.8%、女性41.5%という結果になった。世代別に見てみると、男女ともに年齢が上がるにつれてできちゃった婚に対して肯定的な意見が多くなる傾向が見られた。
「アリ」と答えた人からは、「正直、タイミングを作らなければ結婚しない時代!」(男性/30代前半/東京都)、「本当に好きな人との子供ならうれしいから」(男性/20代前半/神奈川県)、「ややアリ」と回答した人からは「できたら順番で行きたいけど、年が年だから」(女性/30代半ば/岐阜県)、「20代の頃はありえなかったけど、30を過ぎると年々出産リミットが頭をよぎり子供ができたことがうれしく思う」(女性/30代前半/京都府)などの回答が寄せられた。
20代からは将来設計や体面を気にした意見が多数
一方「ナシ」派の意見としては、「きちんと将来設計をした上で子どもを授かるべきだと思うから」(男性/20代後半/群馬県)、「仕方なく結婚って思われそうでいや」(女性/20代前半/徳島県)、「だらしないように聞こえる」(女性/20代前半/埼玉県)、「新婚生活を2人で楽しみたいから!」(男性/20代前半/滋賀県)など、世間体を気にする意見が特に20代から多く寄せられた。
見方を変えると、タイミングを失い結婚になかなか踏み切れない男女が数多く存在するという世相を浮き彫りにした。調査では、「女性の経済的自立等により結婚の必要性が薄れていく昨今、きっかけを得られず結婚を決断できない人の増加が、さらなる晩婚化を進める要因となっていくのかもしれない」と分析している。