PCとUSBでつなげば、USBディスプレイとしても使える

GP3とPCをUSBケーブルで接続することで、GP3を外付けディスプレイとして利用可能だ。単に表示内容を複製するだけでなく、別々の内容を表示するマルチディスプレイ環境としても利用できる。プレゼン時に資料用の画面と進行用の画面とで使い分けるといった使い方ができるので便利。

本体メニューから「USBストリーミング」を選択後(写真左)、GP3とPCをUSBケーブルで接続する(写真右)

USBメモリやSDメモリーカードのデータをPCレスで投写

文書や写真などを保存したUSBメモリを差し込めば、本体内蔵のファイラーを操作して投写できる。PCなしでOffice文書を表示できるのは、とても便利だ。外出先でのプレゼン時などで役立つだろう。ちょっと気になったのは、文字の表示に本体内蔵のフォントが使われている点。文字によっては中国語フォントのように見える場合もあるので、体裁を整えたい場合は文字を画像として準備するか、PCの画面を投写したほうがいい。

本体メニューから「USBデバイス」を選択し、表示したいコンテンツの種類を選ぶ(写真左)。写真や音楽は内蔵のファイラーから選択する(写真右)

対応する文書形式は、PowerPointのppt/pptx、Wordのdoc/docx、Excelのxls/xlsx、PDFなど(写真左)。本体のみで文書ファイルを表示することが可能(写真右)

その他にも、コンポジット入力やSDメモリーカード内のファイルの閲覧にも対応している。GP3自体にも2GBのメモリが用意されており、ユーザーエリアとして900MBの容量を利用できる。あらかじめ画像や文書などを保存しておけば、各種デバイスを持ち歩かなくてもコンテンツを表示可能だ。

その他の入力方式としては、AV機器向けの「コンポジットビデオ」やPCで利用する「コンポーネント」、デジタルカメラなどのデータを表示できる「SDカード」などが用意されている。GP3の内蔵メモリに保存した動画や写真、音楽なども再生可能

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