クリエイティブメディアは9月18日、USB接続タイプのオーディオインタフェース「Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro r2」を発表した。発売は9月下旬。価格はオープンで、同社のショッピングサイト「クリエイティブストア」での直販価格は7,980円。
Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro r2は、2010年に発売した「Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro」に、最新の「SBX Pro Studio テクノロジー」を搭載したモデルだ。パッケージも一新されている。SBX Pro Studioテクノロジーには、「SBX Crystalizer」「SBX Sorround」「SBX Smart Volume」「SBX Dialog Plus」「SBX Bass」が含まれており、映画や音楽、ゲームを迫力あるサウンドで楽しむことができる。
SBX Crystalizerは、非可逆圧縮された音源を再生する際に、圧縮により失われた音の成分を補間すると同時に、ダイナミックレンジを拡大する。SBX Surroundはバーチャルサラウンド技術で、スピーカーを仮想的に作り出すことで、一般的な2chのスピーカーやヘッドホンでも360度のサラウンド再生を実現する。SBX Smart Volumeは、コンテンツごとに異なるボリュームレベルを自動的に調節する。SBX Dialog Plusは、映画のセリフを明瞭化して聞きやすくする。SBX Bassは、サブウーファーがない環境でも十分な臨場感を得られるように低域を拡張する。
接続インタフェースは、マイク入力×1系統/ライン入力×1系統/アナログライン5.1ch出力×1系統(RCA)/光デジタル出力×1系統/ヘッドホン出力×1系統/USB×1基を装備する。USBからの入力では、24bit/96kHzまでのマルチチャンネルオーディオ信号を扱うことができる。また、再生リダイレクト機能(ステレオミックス)を備えており、PCのサウンドにアナログ入力(マイク/ライン)からの音声をミックスして録音/配信することも可能だ。光デジタルオーディオ出力端子は、24bit/48・96kHz、Dolby Digital/DTSのパススルー出力と、Dolby Digital Liveの出力に対応する(Dolby Digital Liveは、Windows Vista以降でのみ動作)。
対応OSは、Windows XP SP2以降で、32bit版/64bit版のどちらでも使用可能だ。本体サイズはW126×D82×H27mmで、質量は約154g。電源はUSBからのバスパワーで動作する。