新たな連絡通路の外観

成田国際空港は9月27日より、成田国際空港第2旅客ターミナルビルにおいて、本館とサテライトを繋(つな)ぐ新たな連絡通路の供用を開始する。

移動しながらパノラマ眺望

連絡通路は幅約6.5m、長さ約220mで、ムービングサイドウォーク(動く歩道)を併設している。柱や窓枠を極力減らし、開放感のあるデザインを採用することで、移動しながらパノラマ眺望を楽しむことができるようになっている。また、昼間は自然採光のみによる明るさを確保することで照明電力の節減を図り、空調も地中熱を利用して環境負荷軽減を考慮した設計となっている。

連絡通路からの眺望

この連絡通路の供用により、本館とサテライト間のスムーズな移動が可能となり、空港容量拡大に伴って増加が予想される乗客への利便性が向上するという。なお、これに併せて当ビル供用開始以来、本館とサテライトを繋いできたシャトルシステムは、運行を終了する。