イオンは10月1日より、クリスマスケーキカタログの配布、注文の受付を開始する。インターネットからも商品を見たり注文できたりするが、やっぱりここは食べて選びたいところ。そこで、11日に行われたプレス向けの試食会に突撃。その味わいどころをお届けしたい。
アソートケーキ3種を発売
同社の2013年クリスマスケーキは、「みんなで集まってPartyしよう!」がコンセプト。家族だけではなく、女子会やママ友などと集まるシーン向けに、アソートケーキを中心にして展開している。「クリスマス スイーツパーティー」(2,800円)は、小さいサイズのケーキが16個も詰め合わせにされている。アソートケーキはほかに、家族向けの「みんな大好き!8種のアソートケーキ」(2,800円)、大人向けの「聖夜の輝き クリスマス タルトアソート」(2,800円)を用意。今回はこの3商品を試食してみた。
「クリスマス スイーツパーティー」は、ひとつひとつが小ぶりなため、パーティーや食後でも食べやすいサイズとなっている。「レアチーズ」を食べてみると、クリームチーズの口当たりがなめらかで甘みもあるため、子供にも食べやすそうだ。
「みんな大好き!8種のアソートケーキ」(2,800円)からは、「いちごミルクケーキ」をチョイス。ピンク色のいちごムースとスポンジが層になっており、優しい甘みといちごの香りが口に広がる。上に乗ったクリームはふんわりと軽く、いちごムースに合っていた。
「聖夜の輝き クリスマス タルトアソート」(2,800円)では、「チーズタルト」をパクリ。クリームチーズにコクがあり、リッチな印象だ。ほんのり甘い生地にチーズの酸味がマッチしている。タルト生地はサクサクとした歯ごたえで、満足感のある食べ応えだった。
定番商品もリニューアル
アソートケーキ以外にも、同社は多種多様なクリスマスケーキを展開している。例えば、毎年提供されている「生苺サンドケーキ」(4号 2,500円、5号 3,000円、6号 3,500円)は、クリームのミルク感がしっかりと感じられる味わいに仕上げた。スポンジとクリームのバランスを取って、口どけをよくしている。
また、2013年はパティシエ監修商品も強化している。同社では初となる、パティシエ辻口博啓氏による「ノエル カルバドス」(4,200円)は、リンゴのコンポートをサンドしたケーキとなっている。テオブロマの土屋公二氏による「ノワール エ ルージュ」(3,800円)は、日本語に訳すと「黒と赤」と言う意味。世界でも希少性の高い、コロンビア産のチョコレートを使用した。
一味違ったケーキも
「ハワイアンクリスマスパンケーキ」(2,500円)は、パンケーキをクリスマスケーキにした商品。トロピカルなイメージでマンゴーやホイップを加え、ハワイアンパンケーキのようにストロベリーソースとマカダミアンナッツを散らした。
「聖なる夜のホワイトツリー」(4,500円)は、パーティーのサプライズなどに向けて作られている。「ツリー」にちなんで、ムースの中には「木」に関係した菓子であるバウムクーヘンが入っている。ケーキの周りにお菓子をトッピングして楽しむこともできそうだ。
これだけあると、クリスマスにどんなケーキを用意していいのか迷ってしまうが、この際、ケーキ盛り沢山のクリスマスを過ごしてみるのもいいかもしれない。