資生堂は7月5日、20代~40代の男女700人(女性600人、男性100人)を対象に、ほお、フェイスライン、目の周り、口もとなどの肌のハリ不足となる「肌デフレ」現象についての実態調査をインターネットにて実施した。
肌デフレは約10歳老けて見える
同社では、肌の若々しいハリが低下する減少を「肌デフレ」としている。そこで20代~40代の女性に、「肌デフレが気になり始めた年齢」を尋ねたところ、平均32.3歳という結果になった。また、「肌デフレをより深刻に感じ始めた年齢」の平均年齢は34.8歳。気になり始めてから2.5年で、肌の悩みは深刻化するようだ。
次に、シミュレーション写真による肌デフレでない女性(A)と肌デフレの女性(B)それぞれの「見た目年齢」を尋ねた。男性からの印象では(A)が30.7歳、(B)が40.1歳、女性からの印象では(A)が30.6歳、(B)が40.9歳と、肌デフレの現象が見られる女性は平均9.4歳老けて見えるという結果となった。
98.0%が肌デフレの女性は「疲れていそう」
肌デフレの女性のイメージについての質問では、「疲れていそう」の98.0%を筆頭に、「寝不足そう(96.1%)」「不健康そう(95.4%)」などネガティブなイメージが90%以上を占めた。また、化粧では隠せない肌悩みの回答は、肌デフレ印象である「ハリのなさ」に関する項目が上位となった。
「肌デフレ」の女性のイメージ |