厚生労働省は10日、15~39歳を対象に実施した「若者の意識に関する調査」の結果を公表した。同調査は3月26日~27日にインターネット調査で行われ、3,133件(男性1,594、女性1,539)の回答を得た。今回は調査結果の中から、"専業主婦"についての項目について紹介する。
専業主婦になってほしい男性は? なりたい女性は?
男性に聞いた「結婚相手(事実婚含む)の女性は専業主婦になってほしいと思いますか」という問いには、多い方から「どちらともいえない」(50.5%)「どちらかといえばそう思わない」(20.2%)「どちらかといえばそう思う」(15.4%)「そう思わない」(10.0%)「そう思う」(3.9%)という結果になった。
女性に「結婚(事実婚含む)したあとは専業主婦になりたいと思いますか」と聞いたところ、多い方から「どちらともいえない」(27.2%)「どちらかといえばそう思う」(26.0%)「どちらかといえばそう思わない」(25.1%)「そう思わない」(13.4%)「そう思う」(8.2%)と並んだ。
「なぜ専業主婦になってほしい(なりたい)と思いましたか」という質問(複数回答)には、「女性には家事や子育てなど、仕事をするよりもやるべきことがあると思うから」(61.4%)「夫がしっかり働けるようにサポートするのが妻の役目だから」(29.3%)「私(配偶者である女性)は仕事が嫌いだから」(20.7%)「夫の収入だけで暮らしていけると考えているから」(17.9%)「結婚したら女性は仕事はやめるものだと思うから」(9.3%)「結婚したら女性は仕事をやめるように周囲(両親や職場)から言われているから」(1.3%)などの理由が選ばれた。