ネットリサーチ事業を手掛けるマイボイスコムはこのほど、「調味料」についてのアンケート調査結果を発表した。同調査は8月1日~5日に同社のアンケートモニター会員を対象に実施。10,046人から回答を得た。
味付けは「薄味」「素材の味を生かす」が上位
「料理をする頻度」を聞いたところ、料理を「ほぼ毎日」する人は全体の39.0%だった。男女別に見ると、男性20代以上では1割前後だが女性30代では6割、女性40代以上では7~8割を占めた。
料理をする人に「味付けで気をつけていること」を聞いたところ、「薄味にする」「素材の味をなるべく生かす」が上位で、女性50代以上で比率が高かった。「しっかり味付けをする」は男性や若年層に多い傾向が見られた。また、九州では「同じ調味料でも、用途によって種類を使い分ける(薄口・濃い口など)」がやや多くなった。
調味料にはこだわらない人がやや多い
「調味料へのこだわり」を聞いたところ、調味料に対してこだわりがある人は31.2%、こだわりがない人は39.7%だった。性年代別に見ると、女性、特に年代が高いほどこだわりがある人が多い傾向が見られた。こだわりのある調味料は「醤油」「塩」「味噌」が上位3位にあがった。これらは女性50代以上で比率が高く、「醤油」は九州、「ぽん酢」は近畿でやや多かった。
よく使う調味料は「塩」「醤油」「胡椒」
「自宅にある調味料」を聞いたところ、「塩」「醤油」「胡椒」「砂糖」「味噌」「マヨネーズ」「ソース」などさまざまで、上位11項目は8割を超えた。「塩麹」は女性40代以上で多くなっていた。
「よく使用する調味料」については、「塩」「醤油」「胡椒」が上位3位で、各7~8割。「砂糖」「味噌」が6割弱、「マヨネーズ」「みりん」「めんつゆ」「だしの素、液体だし(和風)」「料理酒」が各4~5割で続いた。「ソース」「ケチャップ」「酢」は、自宅にある調味料より順位を下げており、家にあっても使う頻度が他の調味料ほど高くないことがうかがえた。また北海道・東北では「めんつゆ」が他の地域よりやや多くなっていた。
「最も好きな調味料」は「醤油」が20.3%、「塩」が9.5%となり、以下「ぽん酢」「マヨネーズ」「めんつゆ」が続いた。その他調査の詳細は「マイボイスコムの自主企画アンケート結果」で閲覧できる。