デルは12日、タワー型ワークステーション「Precision T」シリーズの新製品として、開発コード名"Ivy Bridge-EP"ことXeon E5-2600 v2を搭載可能な3モデルを発表した。13日より販売を開始する。最上位モデル「Precision T7610」の参考価格は381,045円~。
新製品は、デュアルCPU構成が可能な「Precision T7610」と「Precision T5610」、シングルCPU構成の「Precision T3610」の3モデル。メンテナンス性に定評のある前モデルのシャーシ設計を引き継いでいる。
「Precision T7610」はきょう体内部を縦に仕切り、マザーボードと電源やHDDを別の"部屋"に設置することで、エアフローやメンテナンス性を高めている。また、3.5型×4基、2.5型×4基のHDDベイはフロントアクセスが可能となっている。構成例と参考価格は、CPUがIntel Xeon E5-2603 v2、メモリが8GB(ECC)、グラフィックスがNVIDIA Quadro K600、ストレージが500GB HDD、光学ドライブがDVDスーパーマルチで381,045円。
「Precision T5610」は、上記構成からグラフィックスをAMD FirePro 2270として参考価格274,995円。HDDベイは3.5型×2基、2.5型×2基を用意する。
「Precision T3610」の構成例と参考価格は、CPUがIntel Xeon E5-1607、メモリが4GB、グラフィックスがNVIDIA Quadro NVS310、ストレージが1TB HDD、光学ドライブがDVD-RWで199,980円。