治験マッチングサービス「ボランティアバンク(以下VOB)」を運営しているヒューマでは、飲み物の嗜好(しこう)性を調べるため、VOB会員を対象に「よく飲む飲み物ついて」のアンケートを実施した。回答期間は5月3日~8月20日で、550人から有効回答を得た。
年齢が上がると好みも変わる!?
まず、「1番よく飲む飲料は何ですか?」と質問したところ、「水」「日本茶」「コーヒー」の3種類が全体の飲料のおよそ4分の3を占める結果となった。また、年代別では10~30代では「水」、40・50代では「コーヒー」、60代以上では「日本茶」の常飲率が高くなった。
次に、「水・お茶(日本茶)・コーヒー」以外によく飲む飲料について尋ねた。10~30代はソフトドリンク(ジュースや炭酸飲料)をよく飲むという傾向が見られた。40・50代は健康茶やアルコールを摂取する割合が多い。しかし、60代以上は飲む飲料の幅が狭まり、似たような種類のものを繰り返し飲んでいるようだ。
男女別に調べてみると、コーヒーを最もよく飲むと回答した人は女性が約29%に対し、男性は約21%だった。また、水を最もよく飲むと回答したのは男性約27%に対し、女性は約19%。女性はコーヒーを、男性は水を飲む傾向があることが分かった。
次に、「疲れやすさ」「肩こり」「目の疲れ」「めまい」など、軽い疾患の自覚症状を確認したところ、コーヒーをよく飲んでいる人は、10.4%が全く健康に問題を感じていないと回答していることが分かった。日本茶を飲む人は8.6%、水を飲む人は6.5%が健康に問題を感じていないと回答している。