妻がたまにするくしゃみ。女とは思えないくらいものすごく豪快で、恥じらいもない。あれだけは何年一緒に過ごしても、どうも慣れない……。今回は、マイナビニュース会員のうち既婚男性200名に、妻にこれだけは直してほしいと思うところを聞いてみた。
Q.妻に対してこれだけは直してほしいと思うところはありますか?
はい 39.5%
いいえ 60.5%
Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)それはどんなところですか? どうして直してほしいと思いますか?
■ダラ~ン
・「ぐーたらしていて子供の食事をちゃんと作らないところ」(32歳男性/情報・IT/技術職)
・「ソファですぐに寝そべるところ」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「ずぼらなところ、髪型」(30歳男性/電力・ガス・石油/技術職)
・「朝起きない」(36歳男性/情報・IT/技術職)
・「やる事すべてが雑なところ」(44歳男性/電機/技術職)
■部屋の整理整頓
・「散らかし癖、早く片付けて」(39歳男性/通信/技術職)
・「家事などの仕事をもう少しきちんとしてほしい……例えば、少しドアが開いていたりするので、それをきっちりと閉めたりすること」(40歳男性/商社・卸/営業職)
・「床に物を置くクセ、邪魔だし踏んだりしてしまう」(31歳男性/不動産/専門職)
・「ごみの仕分けがいい加減なところ、こっちが出すときに仕分けなおさないと出せないので」(54歳男性/情報・IT/技術職)
■食事のあれこれ
・「使った食器などをそのまま何日も放置するな」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「炊いたご飯を放置しすぎ」(26歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「料理の素材をぐちゃぐちゃにして何がなにやら分からない料理を作ること……卵料理でオムレツが嫌いで、卵焼きは堅くなるまで焼くと、卵のおいしさを駄目にしてしまう……結婚当初よりこれはかわらない」(59歳男性/その他/その他)
■性格のこと
・「ヒステリックに怒るところ、冷静に話してほしい」(37歳男性/その他/その他)
・「すぐ泣く」(28歳男性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「嫉妬心」(47歳男性/医療・福祉/専門職)
・「自分勝手なところ、自分は自分勝手なんだと自覚してほしい」(30歳男性/医療・福祉/専門職)
・「忠告を聞かない」(33歳男性/情報・IT/技術職)
■身体について
・「いびきがうるさくて寝られない」(41歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「すごいくしゃみをするので恥ずかしい」(47歳男性/医療・福祉/専門職)
・「鼻の下の産毛を剃ってほしい」(51歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「口臭、そばで話していると気になるから」(28歳男性/機械・精密機器/技術職)
■おばさん化反対!
・「運動嫌い、太っていってるので」(37歳男性/人材派遣・人材紹介/技術職)
・「スタイル」(27歳男性/生保・損保/営業職)
・「女性らしさ、はじらいを持ってほしい、上半身のみならず下半身丸出しで家の中を歩かれるのはちょっと……」(36歳男性/情報・IT/技術職)
■その他あれこれ
・「長電話とメールのやりすぎ」(42歳男性/建設・土木/営業職)
・「酒の量」(39歳男性/運輸・倉庫/専門職)
・「節約にうるさいところ」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「美容にお金をかけすぎ」(36歳男性/通信/技術職)
・「テレビ番組をとにかく録画すること」(46歳男性/その他/事務系専門職)
■愛しているからこそ……
・「一緒にお風呂に入りたい」(35歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「頑張りすぎる所全て完璧にやろうとしているので体を壊したり、精神的にやられないか心配」(31歳男性/学校・教育関連/技術職)
・「具合の悪い時は病院にいってください」(47歳男性/情報・IT/技術職)
■総評
妻に直してほしいことがある男性は約4割だった。まずは、ダラダラする奥さんへの苦情。朝起きない、二度寝する、すぐに寝そべる、など、横になっている奥さんを見て、苦々しく思っているようだ。片付けも同様に、散らかし癖、ゴミの分別、ドアの半開きなどを改善してほしいという要望が多数寄せられていた。もっと根本的な問題として「スケジュールどおりの行動ができるようになってほしい」「何事もきちんとしていてほしい」と懇願する声も。なんだか耳が痛い。
食事に関しても、洗っていない食器やご飯を放置しているのが耐えられないという意見が並んだ。こちらは衛生面でちょっと心配だ。その他「脱いだ服が脱ぎっぱなし」「家計簿をその日のうちにつけない」など、ぐうたら主婦へのお小言がズラリ。本当に耳が痛い。
性格面では「すぐ怒る」「すぐ泣く」「ヒステリー」な妻への不満が爆発。「わがまま」「気分屋」「自分勝手」も付き合いづらく、直してほしいという意見が多かった。「疲れて帰ったときに、話を延々と聞かされる」というのは、ダンナさんならではの愚痴だろう。建設的なアドバイスを求められているのかと思えば、愚痴の聞き役として「ただうなずいてほしいだけ」、夫の意見は全く聞く耳もたず……では、もっと「物事を多角的に見てほしい」という気持ちになっても無理はない。
いびきやくしゃみ、口ひげ、口臭など、女性としてはちょっとショックな部分も、直してほしいとひそかに思っている夫がいるようだ。体型に関しても、年齢を重ねれば仕方ないとはいえ、太っていく妻を悲しんでいる夫は多い。知らぬ仲ではなし、こういうことは思い切って本人に言うのがイチバンだが……。不満や苦言ばかりではなく、「一緒にお風呂に入りたい」「がんばり過ぎを直してほしい」など、愛情にあふれる声もあった。夫は最も身近で妻を見ている理解者で、ためになる意見も多いはず。妻もたまには、夫の言葉に素直に耳を傾けてみよう。
(文・アリウープ 中嶋絵里)
調査時期: 2013年7月12日~2013年8月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート