本田技研工業のインドネシアにおける四輪車生産販売合弁会社であるピー・ティ・ホンダプロスペクトモーターは11日、インドネシア政府の制定したLCGC(Low Cost Green Car)政策に合致する新型車「ブリオ・サティヤ」(Brio Satya)を発表した。
ブリオ・サティヤは、アジア戦略車「ブリオ」(1.3L 5ドアハッチバック)をベースに開発。生産はインドネシアの工場で行われ、85%の現地調達率を達成している。4気筒1.2L i-VTECエンジンを搭載し、この排気量クラスでは高出力な65kw(88ps)を達成しながら、優れた燃費性能を両立したとのこと。
グレード展開は、ベースグレードのタイプA、ボディ同色ミラーや同色ドアハンドルなどを装備したタイプS、さらにフォグランプ、14インチアルミホイール、パワーウインドウ、iPod対応CDオーディオなどを装備したタイプEの3グレードを用意。価格は、タイプAが1億600万ルピア、タイプSが1億1,100万ルピア、タイプEが1億1,700万ルピアからとなる。
なお、タイ製ブリオも同時にマイナーチェンジし、「ブリオ・スポーツ(1.3L)」として販売していく。