オンキヨーは9月11日、TVスピーカーシステム「LS-T10」およびサウンドバーシステム「LS-B50」「LS-B40」を発表した。発売はLS-T10が10月上旬で、LS-B50が10月末、LS-B40が11月上旬、いずれも価格はオープンとなっている。推定市場価格はLS-T10が53,000円前後、LS-B50が65,000円前後、LS-B40が43,000円前後。
3製品とも、薄型・狭額化により削ぎ落とされるテレビのサウンド性能を補完することが企図されたスピーカーシステム。
LS-T10
LS-T10はテレビの下に設置するタイプのスピーカーで、テレビとはケーブル1本で手軽に接続できる。耐荷重35kgで、40型以上のテレビでも製品によっては載せることが可能だ。スピーカーは7cmフルレンジ×6と、底面に12cmウーファーを搭載し、迫力ある低音再生を実現。サウンドモードは「Movie」「Music」「News」の3つを備えており、Newsを選択すれば人物のセリフをクリアに楽しめる。また、高度なDSP処理により立体的なサウンドを実現する独自の音場技術「AuraSphere(オーラ・スフィア)」も搭載。
Bluetooth接続にも対応しており、スマートフォンやタブレット端末からワイヤレスで音楽を再生させることが可能だ。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DP、GAVDP。
主な仕様は、実用最大出力が37.5W×2+25Wで、搭載する入力インタフェースがアナログ×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統、USBポート×1基となっている。フロントL/R×各3ch・ウーファー×1chのスピーカー出力も装備。なお、USBメモリに保存されたMP3データの再生も可能となっている。サイズはW700×D350×H105mm、重量は8.7kg。
なお、本製品の電源オン・オフはテレビと連動しており、テレビのリモコンで行うことができる。音量調整もテレビリモコンで行うことが可能だ。
LS-B50/LS-B40
LS-B50とLS-B40は、テレビの画面下に置けるバータイプのスピーカーで、LS-B50はワイヤレス接続のサブウーファーがセットになったパッケージ。こちらの製品も、テレビとバースピーカーの接続はケーブル1本で行うことが可能だ。
LS-T10と同様にAuraSphereを搭載するほか、バースピーカーに備えられた8基のスピーカーユニットが立体的なサウンドを実現する。バースピーカー部分の外観は2モデルで共通となっているが、LS-B50では低域を担うサブウーファーが別ユニット化されているため、内蔵されているスピーカーユニットは2モデルで異なる。サウンドモードはLS-T10と同様に、「Movie」「Music」「News」の3つを備えられているので、ニュース番組やテレビドラマ視聴時はNewsを選べば、セリフをクリアに聴き取り可能だ。
2製品ともBluetooth接続に対応しており、スマートフォンやタブレット端末からワイヤレスで音楽再生を行うことができる。Bluetoothのバージョンは2.1+EDRで、対応プロファイルはA2DP、GAVDPだ。
バースピーカー部分の主な仕様は2モデルとも、実用最大出力が37.5W×2で、搭載する入力インタフェースがアナログ×1系統、光デジタル×1系統、同軸デジタル×1系統、USBポート×1基となっている。LS-T10同様に、フロントL/R×各3ch・ウーファー×1chのスピーカー出力も装備。USBメモリに保存された音楽データ(MP3形式)の再生も可能だ。サイズはW909×D95.5×H96.3mm、重量は3.9kg。
サブウーファー部の主な仕様は、実用最大出力が50Wで、サイズがW261×D269×H337mm、重量が5.8kgとなっている。
なお、電源のオン・オフと音量調整は、LS-T10同様にテレビのリモコンで行うことが可能だ。