一般社団法人 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11日、Adobe Flash Playerにおける4件の脆弱性について注意を喚起した。
これらの脆弱性を悪用すると、Flash Playerを不正終了させたり、任意のコードを実行させたりすることができる。米国時間10日、Adobe Systemsが更新プログラムを提供している。
最新の更新プログラムは、下記のバージョン。このうち、WindowsおよびMac向けは、優先度が最高の「1」となる。
- Adobe Flash Player 11.8.800.168(Windows/Mac)
- Adobe Flash Player 11.7.700.242(Windows/Mac)
- Adobe Flash Player 11.2.202.310(Linux)
- Adobe Flash Player 11.1.115.81(Android 4.x)
- Adobe Flash Player 11.1.111.73(Android 3.x/2.x)
バージョンの確認は、「Adobe Flash Player:Version Information」から、アップデートはFlash PlayerのFlash Playerダウンロードセンターから行える。
合わせて、Windows 8、Windows Server 2012およびWindows RT上のInternet Explorer 10で標準搭載しているFlash Playerの脆弱性について、マイクロソフトが更新プログラム提供の告知をしている。Windows Updateなどで最新のAdobe Flash Playerに更新することで更新プログラムを適用できる。